- 2016.12.06
ロビーや廊下になんとな〜く水彩画を飾っておけばよかった時代はとうの昔。ここで紹介する10軒のホテルには、地元のギャラリストが思わず冷汗をかくほど本格的なアート作品が集められています。
1. Gramercy Park Hotel (ニューヨーク)
ジュリアン・シュナベルがデザインしたホテルというだけでも高い芸術性が期待されますが、アンディ・ウォーホルやバスキア、キース・ヘリングといったニューヨークを代表するアーティストから、ピカソやダミアン・ハーストの作品までもがいたる所に飾られているのはさすがとしか言いようがありません。
2. Haymarket Hotel (ロンドン)
トラファルガースクエアのそばにある「ヘイマーケット・ホテル」は、ナショナル・ギャラリーやICAへも歩いてすぐですが、トニー・クラッグの彫刻やジョン・ヴァーチューの風景画が堂々と置かれたここのロビーは、チェックインの瞬間から、美術館に足を踏み入れたような気分にしてくれます。
3. Semiramis Hotel (アテネ)
カリム・ラシッドのワイルドなインテリアの中に、さらにアートを取り込むとなったら、かなり大胆な作品を選ばなくてはなりません。それをきちんと心得た「セミラミス」は、ジェフ・クーンズ、村上隆、ジェニー・ホルツァーにマイケル・ベヴィラックアといったポップさ満点のアーティストの作品を取り集めました。
4. River Retreat Garaku (富山)
アーティスティックな宿は日本にも。富山県の「リバーリトリート雅樂倶」では、エントランスや中庭など、敷地内の各所で清水九兵衛や畠山耕治をはじめとする日本人芸術作家の作品に出会えます。レストランの壁には陶芸家小川待子の作品がずらり。
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