滋賀県立琵琶湖博物館がグランドオープン
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2020年10月19日公開

エリア:アジア  > 日本  > 滋賀 / ジャンル:アート・カルチャー・歴史・ミュージック , 

滋賀県立琵琶湖博物館が6年にわたるリニューアル工事を終えて10月10日にグランドオープンした。琵琶湖博物館は地域の人々と共に「湖と人間」のより良い共存関係を築くことを使命として平成8年10月に開館したが、今回のリニューアルによって、体感型・参加型展示や実物資料、交流の場の増加などにより、子どもから大人までが楽しめる、驚きと感動、学びと発見の機会に満ちた発信力の高い展示となる。

A展示室には、世界初の展示となる半身半骨のツダンスキーゾウ標本や、地層模型と地層の剥ぎ取り標本など、400万年にわたる琵琶湖の自然環境や気候の変化を体感できる。全長7.5mとなる龍がナビゲートするB展示室では、丸子船のAR展示が登場し、 「森」「水辺」「湖」「里」をテーマに、人は自然とどのようにかかわり暮らしてきたのかを紹介。

C展示室では、『湖のいまと私たち~暮らしとつながる自然~』をテーマに、琵琶湖から上流部の森林まで遡り、琵琶湖とその流域の多様な生き物や固有種、人との関わりを紹介、水族展示では、人との関わりを中心に琵琶湖にすむさまざまな生き物を紹介している。

また、400万年前の琵琶湖や自然、生き物の変化について、現在の環境との関わりとともに紹介。各コーナーでは、開館以来収集してきた多数の化石や地層の標本、過去の環境を体感できる復元ジオラマを通して、大きく変化し続けてきた琵琶湖と生き物の物語と琵琶湖フィールドの魅力を伝える。

大人も楽しめるリアルな知的空間「おとなのディスカバリー」、子どもと大人が一緒に楽しむ体験と発見の場「ディスカバリールーム」、琵琶湖に浮かぶ水鳥や遠く琵琶湖大橋も眺める「樹冠トレイル」などがある。

滋賀県立琵琶湖博物館
所在地 : 滋賀県草津市下物町1091
開館時間: 9:30 – 17:00 (最終入館16:30)
休館日 : 毎週月曜日(休日の場合は開館)、その他臨時休館あり。
料金(常設展): 800円(大人)、450円(高校・大学生)、小学生・中学生は無料
予 約 : 10月10日より完全事前予約制 https://www.biwahaku.jp/yoyaku.html
公式サイト: https://www.biwahaku.jp/

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