米国旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」で京都が世界第1位の人気都市に選出
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[リスヴェル編集部]2020年10月13日公開

エリア:アジア  > 日本  > 京都 / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 

アメリカで最も権威のある旅行雑誌のひとつ「コンデナスト・トラベラー(Conde Nast Traveler)」誌が毎年秋に発表する読者投票ランキング「Readers’ Choice Awards」(今年で33回目)にて、世界で最も魅力的な都市を決める「Best Big Cities in the World」で京都が初めて世界第1位を獲得した。

京都市はこれまでアジア都市部門で2011年と2013年に第1位に選出されているが、世界第1位を獲得するのは、2015年に初めて世界のトップ10入りをして以来、2016年、2018年、そして2019年が第2位だったが、今回初めての栄冠に輝いた。

ちなみに、第2位以下の都市は次の通り。2位リヨン(フランス)、3位シンガポール、4位シドニー(オーストラリア)、5位ウィーン(オーストリア)、6位東京、7位ポルト(ポルトガル)、8位ヘルシンキ(フィンランド)、9位コペンハーゲン(デンマーク)、10位リスボン(ポルトガル)

また、京都市は、持続可能な観光の国際的な認証団体「グリーン・デスティネーションズ」が実施する表彰制度「TOP100選」にも選出された。これにより、京都は持続可能な観光地としての国際的な認知度向上につながると期待している。

観光庁が持続可能な観光地マネジメントを行うため取りまとめた「日本版持続可能な観光ガイドライン」の指標の効果検証を行うモデル地区に選定されており、モデル地区事業の一環として「TOP100選」に応募していたもの。

グリーン・デスティネーションズは、世界持続可能観光協議会(GSTC)が開発した持続可能な観光の国際指標の国際認証団体のひとつ。TOP100選では、100項目の基準の中で特に重要な30の項目の中の文化財の保護など15以上の項目に対する取組について観光地がレポートを提出し、高評価が得られた場合に入選となる。

日本では2018年に釜石市が選出されており、今年は京都市の他、ニセコ町、釜石市、三浦半島、白川村、沖縄県が選出された。

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