青森の文化を満喫できる宿「星野リゾート 青森屋」（客室数 236室）では、2020年3月20日から5月31日までの土・日・祝に、馬と触れ合い、子どもの成長を後押しするプログラム「馬っこ博士」を実施する。大きな馬の世話に挑戦し、動物への思いやりを育み、多感な時期に人間としてひとまわり大きく成長することを目指す。

青森と馬のつながり
青森県では、明治から昭和初期にかけて馬を農耕馬として飼育し、主に田畑を耕す作業で人々を手助けしたことから家族同然のように暮らしてきた。青森屋では現在5頭の馬が在籍し、馬車の運行やゲストの出迎えなどスタッフの一員として活躍している。

「馬っこ博士」実施の背景
馬を家族のように大切にしてきた暮らしを体験できるように、2日間かけて馬の世話をするプログラムは、馬について知るだけでなく、馬の世話をすることで相手への思いやりの心を育み、自立心と自信を促す。

「馬っこ博士」3つの特徴

2日間たっぷり触れ合える「馬のお世話体験」
1日目はブラッシングや餌やりをし、馬と仲良くなることから始める。最初は大きな馬体に触れることが怖くても、馬について学び、触れ合うことで慣れていく。2日目は馬が快適に過ごすにはどうしたらいいか考えながら、厩舎内の清掃や放牧を行う。

青森と馬の歴史を学ぶ「馬の勉強会」
1日目の世話体験の後、馬の歴史や生態、そして青森の人と馬の暮らし学ぶ。馬の生態についてはワークシートを使いながら知識や思考力を深める。

思い出を持ち帰る「蹄鉄（ていてつ）の写真立て作り」
ちなみに青森屋の馬は馬車を引いているため、2か月で蹄鉄がすり減ってしまう。日本で蹄鉄は「馬が人間を踏まない」ということから交通のお守りとしても用いられている。ここでは、自分が世話した馬が実際に使っていた蹄鉄を装飾し写真立てを作成する。

体験の流れ
＜1日目＞
15:00 チェックイン
15:30 馬のお世話体験（ブラッシング、餌やり）
16:30-16:45 馬の勉強会
17:00 蹄鉄の写真立て作り
17:30 夕食

＜2日目＞
7:30-8:30 朝食
9:00-10:00 馬のお世話体験（厩舎内の清掃、放牧、えさやり）、乗馬体験
12:00 チェックアウト

「馬っこ博士」概要
実施日：　2020年3月20日～5月31日の土日祝
場　所：　青森屋 公園内
料　金：　子ども1名8,000円（税別）
対　象：　宿泊者限定
予　約：　公式サイト　https://noresoreaomoriya.jp/　（5日前までに予約）
定　員：　子ども4名まで（対象年齢は6歳以上）
備　考：　天候や馬の調子により内容が変更になる場合あり
含まれるもの：馬の世話体験、乗馬体験、馬の勉強会、蹄鉄の写真立て作り

星野リゾート 青森屋
〒033-8688 青森県三沢市字古間木山56