- 2025.03.25
マカオ初の鉄道となる「マカオLRT(ライトレール・トランジット)」が昨年12月10日より運行を開始した。マカオ市民や観光客の新たな移動手段として注目を集め、開通後1週間で21万人以上が利用したそうだ。
今回運行が開始されたのは、「タイパ・フェリーターミナル」から「マカオ国際空港」を経てコタイ地区の外周を回り、西灣大橋のたもと「海洋駅(Ocean)」までのタイパ線9.3km(11駅)となる。車両は2両または4両編成、5分〜10分間隔で運行する。
マカオLRT
運行時間: 6:30~23:15(月~木) 6:30~23:59(金~日・祝祭日)
料 金: 大人 MOP $6(3駅以内)、MOP $8(6駅以内)、MOP $10(10駅以内)
12歳以下の子供または65歳以上 MOP $3(3駅以内)、MOP $4(6駅以内)、MOP $5(10駅以内)
※ トークンと電子カードの2つのチケットタイプがある。
公式サイト: http://www.mlm.com.mo/index.aspx
LRTは、東京の「ゆりかもめ」と同じゴムタイヤ式で全自動無人運転の車両を使った新交通システム。国際入札を経て2011年に日本の三菱重工業と伊藤忠商事が受注し、8年の歳月を経て開業した。