- 2025.03.19
ニューヨーク市では、毎年大晦日から元旦にかけて、市内5つの行政区の至る場所で様々な催事やパーティーが繰り広げられ、国内外から100万人以上の観光客がニューヨーク市内で年を越している。もっとも有名なタイムズ・スクエアで催されるイベントの一部を紹介。
【タイムズ・スクエア】
タイムズ・スクエアといえば、大晦日の年越しカウントダウンの「ボール・ドロップ」が有名だが、12月中旬からは、高さ2メートル以上もある数字のモチーフ(「2」と「0」)がタイムズ・スクエア・プラザに展示される。数字のモチーフは、カウントダウンの前週になると、タイムズ・スクエアの象徴的な高層ビル「ワン・タイムズ・スクエア」に移動して装飾される。
タイムズ・スクエアの「ブロードウェイプラザ」では、12月28日(土)の正午~1時に、ラテンアメリカの伝統から想起したイベント「グッド・リダンス・デイ(Good Riddance Day)」が開催される。新たな年の始まりを前に、悪い記憶を捨て去ろうという趣旨のもと、良くない思い出を書いた紙を巨大なシュレッダーにかけて処理する。
「タイムズ・スクエア・プラザ」では、12月1日(日)~29日(日)の間、新年に向けけた希望や夢をカラフルな用紙に書いて飾り付ける「ウィッシング・ウォール」が設置される。願い事が書かれた用紙は、年明けと共に紙吹雪となり大空に撒かれる。ちなみに、ハッシュタグ「#ConfettiWish」を付けて、タイムズ・スクエアの公式サイトに新年の願い事を投稿することも可能。
大晦日の23時59分になると、ワン・タイムズ・スクエア・ビルの屋上に設置されたボールが降下する「ボール・ドロップ」は新年のカウントダウンの目玉。このボール・ドロップに使われるボールは重さ約6トンで、表面に付けられた2,688個ものウォーターフォード製の三角形のクリスタルが1,600万色以上の色を放つ。20019年のボール・ドロップの様子: https://www.youtube.com/watch?v=uxsBMI0AHMg
大晦日に開催される音楽イベント「ディック・クラーク・ニュー・イヤーズ・ロッキング・イブ(Dick Clark’s New Year’s Rocking Eve)」では、人気テレビ番組司会者、ライアン・シークレストがホストを務め、イベントの様子は世界中で放映される。また、大晦日前後のタイムズ・スクエアの様子は、次のURLからオンラインで視聴することができる。
TimesSquareNYC.org: https://www.timessquarenyc.org/whats-happening/nye-wishing-wall
NewYearsEve.nyc: https://www.timessquarenyc.org/times-square-new-years-eve
TimesSquareBall.net: https://timessquareball.net/