【編集部推薦映画】コンプリシティ/優しい共犯
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[リスヴェル編集部]2019年12月11日公開

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若者の葛藤と蕎麦作りを通して国境を越えた心の繋がりを描く近浦啓監督長編デビュー作『コンプリシティ/優しい共犯』が2020年1月17日(金)より新宿武蔵野館にて公開される。

この映画は、日本の不法就労の外国人労働者の問題を取り上げているが、いつの時代にも普遍的な若者が追い求めるアイデンティティと、その若者と蕎麦作りを通して心を通わせる蕎麦職人の想いと覚悟を描いている。

映画のロケについて、中国では、北京の南1,000kmほど離れた河南省の小さな町、永和で行われた。また日本では、人口7,000人という山形県の大石田町。監督の短編映画『なごり柿』を撮影した場所でもあり、その撮影の際に食べたお蕎麦が美味しかったことが心に残っていたことで、今回の脚本を書く時に思い浮かんだそうだ。

〈ストーリー〉
技能実習の職場から逃亡、他人になりすまして働きにきた中国人青年と、彼を受け入れる孤独な蕎麦職人。嘘の上に絆を強める二人を待つものとは?その決断に心震えるヒューマンサスペンス。

技能実習生として来日するも、劣悪な職場環境から逃げ出し、不法滞在者となってしまった中国人青年チャン・リャン。彼は他人になりすまし、蕎麦屋で働き口を見つける。口数が少なく不器用な蕎麦屋の主人・弘は、実の息子との関係も悪くどこか心に孤独を抱えていた。厳しくも温かい弘の背中に父を重ねるチェン・リャンと、彼の嘘をつゆ知らず情を深めていく弘──2人はまるで親子のような関係を築いていく。しかしはかない嘘の上に築いた幸せは長く続かず、チェン・リャンを追う警察の手が迫り、すべてを清算する日がやってくる。その時、二人はお互いのためにある決断をする──

『コンプリシティ/優しい共犯』 (116分)
公開日: 2020年1月17日(金)より新宿武蔵野館にてロードショー
出 演: ルー・ユーライ 藤竜也 赤坂沙世 松本紀保 バオ・リンユ シェ・リ ヨン・ジョンほか
監督・脚本・編集: 近浦啓
製 作: クレイテプス Mystigri Pictures
制作プロダクション:クレイテプス
配 給:クロックワークス
公式サイト: https://complicity.movie/

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