2020年はベートーヴェン生誕250周年
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2019年11月14日公開

エリア:ヨーロッパ  > ドイツ / ジャンル:アート・カルチャー・歴史・ミュージック , 

生誕の地ボン
2020年は、音楽史上極めて重要な作曲家のひとりであるルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770年12月16日〜1827年3月26日)の生誕250周年にあたる。彼の生誕地、ドイツ西部の都市ボンでは、2019年12月16日から2020年12月17日までの1年間、ベートーヴェン記念年として様々な祝い事や音楽イベントが行われる。
各イベントの詳細は公式サイトへ: https://www.bthvn2020.de/en/

ベートーヴェンが22歳まで過ごしたボンには、生家のほかにも所縁スポットが多くある。生家を起点にした、ボン市内14スポットを巡るベートーヴェンルートでは、ミュンスター広場にあるベートーヴェン記念碑、ベートーヴェンハウス、洗礼を受け10歳でオルガンを弾いた聖レミギウス教会、クララとロベルト・シューマンの近くで眠る母マリアの墓などを巡る。

ベートーヴェンルート(日本語パンフレットPDF)
https://www.bonn-region.de/services/files/fremdsprachen/stadtplan_JAPAN_2013_02.pdf

大成功を収めた音楽の都ウィーン
ベートーヴェンは、57年の生涯のうち35年間をオーストリアの音楽の都ウィーンで過ごし、多くの足跡を残している。1792年、ベートーヴェンが22歳の時、ボンに立ち寄ったハイドンにその才能を認められて弟子入りを許され、11月にウィーンに移住。その後、ピアノの即興演奏の名手として広く名声を博した。苦悩の日々を過ごしながらもウィーンで数々の大成功を収めたベートーヴェンは、1827年に世を去るまでウィーンに暮らし、彼の生み出した作品の数々は今日に至るまで愛され続けている。

ウィーンの街は、モーツァルトやヨハン・シュトラウス同様に、ベートーヴェン・ミュージアム、記念館の旧住居、記念碑、クリムトのベートーヴェン・フリース、ベートーヴェン・ホイリゲなど、ベートーヴェンの面影も満ち溢れている。

ベートーヴェン・イヤー2020年のウィーンでは、楽友協会やウィーン・コンツェルトハウスなどで開催されるコンサート、ウィーン国立オペラ座およびアン・デァ・ウィーン劇場でのオペラ上演、特別展などが実施される。
詳細: https://www.wien.info/ja/music-stage-shows/beethoven-2020

【お問い合わせ】

risvel facebook