大御輿や山車が城下町を行き交う「佐倉の秋祭り」
期間:2019年10月11日から 2019年10月13日まで
[リスヴェル編集部]2019年10月10日公開

エリア:アジア  > 日本  > 千葉 / ジャンル:イベント・フェスティバル , 

江戸時代から300年以上受け継がれている伝統の祭礼「佐倉の秋祭り」が10月11日(金)から13日(日)までの3日間にわたり千葉県佐倉市で開催される。千葉県最大級の大神輿や山車の曳き廻しなど、熱気のこもった掛け声“えっさのこらさのえっさっさ”と共に城下町の佐倉で秋の祭りが催される。

秋祭りの見所:

麻賀多神社(まかたじんじゃ)の大神輿(おおみこし)
麻賀多神社の大神輿は、およそ300年前の江戸時代に制作。荘厳できらびやかな装飾が特徴で重さは1トン。担ぎ手は、白丁(はくちょう)を身にまとった鏑木青年会の人たち。要所要所で見られる大神輿のダイナミックな動きと秋空に響く掛け声に圧倒される。

山車(だし)
山車は、神の依代である人形を載せている。人形は、それぞれ「日本武尊(やまとたけるのみこと)」、「関羽(かんう)」、「八幡太郎義家(はちまんたろうよしいえ)」、「石橋(しゃっきょう)」といった江戸時代から人気のある能や歌舞伎に登場するヒーローが題材。最も高いものは高さが11メートルにも及ぶ。

御神酒所(おみきしょ)
佐倉では、お囃子奏者が乗った屋台を御神酒所と呼ぶ。15台の御神酒所が各町内によって曳き廻される。御神酒所からは、リズミカルな太鼓や笛による佐倉囃子が演奏され、屋台の屋根では音頭取りが威勢のいい声を上げる。また、回転式の御神酒所の周囲には、町内ごとの衣装をまとった踊り手が舞を舞う。

佐倉には、武家屋敷をはじめ江戸情緒を感じさせる歴史的遺産が数多く残されており、日本遺産「北総四都市江戸紀行」に近隣の成田市、香取市、銚子市とともに認定されている。

佐倉の秋祭り
日 時:令和元年10月11日(金)~13日(日) 15:00~22:00
場 所:新町通り周辺(京成佐倉駅・JR佐倉駅周辺)
    交通規制あり。バスは正午から終車まで迂回して運行
公式サイト:http://www.sakura-maturi.jp/

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