【編集部推薦映画】美しくも切ない究極の北欧ミステリー『ボーダー 二つの世界』
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2019年09月26日公開

エリア:ヨーロッパ  > スウェーデン / ジャンル:サービス・商品情報 , 

カンヌ映画祭を震撼させた、美しくも切ない究極の北欧ミステリー『ボーダー 二つの世界』が10月11日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開される。

『ボーダー 二つの世界』は、イラン系デンマーク人の新鋭アリ・アッバシ監督と、“スウェーデンのスティーヴン・キング”と称され『ぼくのエリ 200歳の少女』の原作者としても知られるヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストが自身の原作をもとに監督と共同で脚本を手掛けた。

本作は、ジャンル映画の枠を超えて高い評価を受け、カンヌの第二コンペティションである“ある視点部門”に出品されると、ベニチオ・デル・トロら審査員を驚愕させ見事グランプリを受賞。さらに第54回スウェーデン・アカデミー賞では作品賞ほか最多6部門を受賞。本年度アカデミー賞スウェーデン代表作品にも選出され、メイクアップ&ヘアスタイリング賞でオスカーノミネートを果たした。

また、『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督も「強い詩。社会に見捨てられた者が人生において愛と怒りの間で選択を迫られる、大人のためのおとぎ話」と絶賛し、米映画評論サイトRotten Tomatoesでは満足度驚異の97%(7月8日時点)を記録するなど、各国から称賛を持って受け止められている。

STORY
税関職員のティーナは、違法な物を持ち込む人間を嗅ぎ分ける特殊能力を持っていた。ある日、彼女は勤務中に奇妙な旅行者ヴォーレと出会う。ヴォーレを見て本能的に何かを感じたティーナは、後日、彼を自宅に招き、離れを宿泊先として提供する。次第にヴォーレに惹かれていくティーナ。しかし、彼にはティーナの出生にも関わる大きな秘密があった―。

予告編(YouTube): https://youtu.be/hCf6pRo97E0

『ボーダー 二つの世界』 原題:Gräns 英題:Border 110分
2018年/スウェーデン・デンマーク/スウェーデン語
監督・脚本:アリ・アッバシ
原作・脚本:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
原 作:「ボーダー 二つの世界」早川書房より9月下旬刊行予定
配 給:キノフィルムズ R18+
公式サイト:http://border-movie.jp

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