【編集部推薦映画】『ゴッホとヘレーネの森 クレラー・ミュラー美術館の至宝』
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2019年10月 7日公開

エリア:ヨーロッパ  > オランダ / ジャンル:サービス・商品情報 , 

世界ではじめてゴッホに恋をした、全く新しい視点でゴッホを描いたドキュメンタリー映画『ゴッホとヘレーネの森 クレラー・ミュラー美術館の至宝』が10月25日(金)より新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。

ゴッホ研究家が解き明かすその魅力
描くことをやめられなかった彼の足跡を追う

西洋美術史において最も偉大な画家の1人とされる、後期印象派の天才画家フィンセント・ファン・ゴッホ。作家として活動したのはたった10年間と短いが、精力的に創作し、現存する作品は習作を含め2000点以上。今もなお彼の作品は美術界に大きな影響を与えている。

死後約120年が経つが、日本では10月11日から2020年1月13日まで、東京・上野の森美術館で『ゴッホ展』が開催される。オランダ出身の画家ゴッホの絵画に大きな影響を与えた「静謐なオランダのハーグ派」と「躍動するフランスの印象派」の2つのアートスタイルに着目し、ゴッホの絵画約40点に加え、ルノワールなどの印象派の絵画約20点が展示される。また、11月8日からは、繊細すぎたゴッホの半生に迫る『永遠の門 ゴッホの見た未来』(https://gaga.ne.jp/gogh/)が公開されるなど美術ファンを魅了し続けている。

ものがたり
1890年に自ら命を絶ったゴッホ。生前は作品が評価される機会も少なく、死後は遺族がほとんどの作品を所有していたため、無名の存在に近かった。そんなゴッホの作品と出会い、個人収集家としては最大規模の300点(うち油彩は85点)を収集したのはヘレーネ・クレラー=ミュラー。オランダ有数の資産家であり4人の子供の母でもあった彼女は、1906年頃から絵画のコレクションを始めた。彼女の興味はゴッホが影響を受けた画家たちにも広がり、一大コレクションは1938年にクレラー=ミュラー美術館として結実した。イタリアのヴィチェンツァにあるバシリカ・パラディアーナで開催された『ヴァン・ゴッホ 麦と空の間に』展に合わせて製作されたこの映画は、彼の作品を収集し美術館まで設立した人物を通して、ゴッホの人物象と作品に迫るアート・ドキュメンタリー。

『ゴッホとヘレーネの森 クレラー・ミュラー美術館の至宝』
公 開 日: 2019年10月25日(金) 新宿武蔵野館ほか全国で順次公開
上映時間: 90分
監  督: ジョヴァンニ・ビスカーリア
案 内 人: ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ(「人間の値打ち」「歓びのトスカーナ」)
配  給: アルバトロス・フィルム
公式サイト: http://gogh-helene.com/
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【お問い合わせ】

  • 『ゴッホとヘレーネの森 クレラー・ミュラー美術館の至宝』
  • ホームページ:http://gogh-helene.com/
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