「Budj Bim(バジ・ビム)文化的景観」がユネスコ世界文化遺産に登録
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2019年07月23日公開

エリア:オセアニア  > オーストラリア  > メルボルン / ジャンル:名所旧跡・観光施設 , 

2019年7月、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は、オーストラリア・ビクトリア州の「Budj Bim(バジ・ビム)文化的景観」を世界文化遺産に登録することを発表した。オーストラリアとしては20件目、ビクトリア州では2004年に選ばれた「ロイヤル・エキシビジョン・ビルとカールトン庭園」に次ぎ2か所目の登録となる。

ビクトリア南西部「世界で最も美しい海岸線」といわれるグレート・オーシャン・ロード近郊に位置するバジ・ビムは、オーストラリア先住民のグンディッジマラ族(Gunditjmara)が6,600年前に開発した世界最古の水産養殖地として、ほぼ100平方キロメートルにわたりウナギ漁の仕掛けや堰など複雑なシステムを用いていた歴史がある。

遺跡からは一般的に考えられているアボリジニの遊牧生活とは異なり、現在は死火山のマウント エクルズ(Mt. Eccles)の玄武石を利用し、石造りの円形住居を築き定住していたことや、養鰻のために川の流れを変えるなどの工事も行っていたことが分かっている。今回、グンディッジマラ族の子孫によって10年以上にわたり伝えられ、文化的景観の価値が認められることになった。

バジ・ビムへの行き方は、メルボルン市内から車で約4時間30分。

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