マカオの区旗にも描かれている蓮の花をテーマにした毎年恒例のイベント「マカオ・ロータス・フラワー・フェスティバル」が6 月3 日から6 月16 日まで開催される。イベント期間中は、主要な観光名所や公園など、マカオの街中が蓮の花で彩られる。

今年のメイン展示会場は、鮮やかなペパーミント・グリーンの外観が際立つタイパ・ハウス周辺と、カルサーダス（ポルトガルの石畳）が綺麗に敷き詰められたマカオ半島の塔石（タッセッ）広場の2ヶ所。

タイパ・ハウス周辺は、「唐時代の栄華」をテーマに、「Haojiang Qing（ハオジャン・チン）」という品種を中心に、他の蓮も用いて、華めく時代を築いた中国唐時代の偉大さをイメージした展示。また、塔石広場では、26 の展示エリアに中国の各県や市から集められた蓮の花が飾られ、各地の異なる習慣や地域の特徴を鑑賞することができる。

展示エリアに加えてマカオの街の至るところに1万3,000 鉢を超える鉢植えが並べられ、蓮の文化促進のための活動も行われる。この活動は、「マカオ・ロータス・フラワー・フェスティバル」と同時期に実施される「第33回 国際ロータス・フラワー展」の一環で、フローラル・アートや写真展、文化展示会、様々な品評会、ワークショップなどがある。

第19回　マカオ・ロータス・フラワー・フェスティバル
開催期間：　2019年6月3日〜6月16日
開催場所：　タイパ・ハウス周辺、塔石広場、主要観光名所、公園など
詳細：　https://nature.iam.gov.mo/lotus2019/e/default　（英語）