- 2026.11.06
ドーチェスター・コレクションの「ザ・ビバリーヒルズ・ホテル」(米国ロサンゼルス市)は、2026年末頃にダイニングとライブエンターテインメントを組み合わせた新たな社交場「ザ・サパークラブ」をロビー左手に開設する。建築家ポール・リビア・ウィリアムズ氏が1949年にクレセント・ウィングを設計して以来、同ホテルで最大規模の増築プロジェクトとなる。
「ザ・サパークラブ」は、往年のハリウッドに存在した伝説的なサパークラブに着想を得た空間である。デザインは米国のデザイナー、ケン・フルク氏が手がけ、ハリウッド黄金期のミッドセンチュリーの雰囲気を継承しつつ、現代のロサンゼルスの新しさを映す。ステージに向けてソファ席を配置し、席数は94席に限定する。料理は「グッチ オステリア ビバリーヒルズ」の料理長を務めたマッティア・アガッツィ氏が担当し、イタリア料理の伝統的な技法に、カリフォルニアの食材や沿岸のシーフード、手打ちパスタを組み合わせる。
音楽のキュレーションはALR Musicのアレックス・ル・ルー氏で、レイ・チャールズ、アレサ・フランクリンからサブリナ・カーペンター、ドレイクまで、時代やジャンルを超えたプログラムを用意する。天井には、アーティストのキャロライン・リザラガ氏による特注の天井画を描く。1912年5月12日のホテル開業当夜にビバリーヒルズの上空に輝いていた星空がモチーフ。
同ホテルは、「ザ・サパークラブ」を皮切りに新たな空間を順次公開する。屋外ベランダを備えたカクテルバー、昼はアフタヌーンティー、夜はカクテルと軽食を楽しめる屋内外一体型のロビーラウンジ、専用のシアタールーム、プライベート・ダイニングルームが加わる予定である。既存の「ポロ・ラウンジ」「ファウンテン・コーヒールーム」「ハバナ・カフェ」の営業形態とデザインに変更はない。構想は約10年前に始まり、近隣住民や関係者との対話を重ねて進めてきた。
ザ・ビバリーヒルズ・ホテルは1912年に開業し、「ピンク・パレス」の愛称で知られる。23棟のバンガローを含む210室の客室とスイート、3つのダイニングを備える。ドーチェスター・コレクションは2007年設立で、ロンドンやパリ、ローマ、ロサンゼルス、ドバイなどでホテルを展開しており、東京では2028年の開業を予定している。
ザ・サパークラブ(ザ・ビバリーヒルズ・ホテル)
オープン:2026年末頃
場 所:ザ・ビバリーヒルズ・ホテル ロビー左手
席 数:94席
公式サイト:https://www.dorchestercollection.com/los-angeles/the-beverly-hills-hotel



