- 2019.08.30
リスボンから電車で約2時間、ナバオン川が町中を流れる緑豊かな町トマール。12世紀に建設されたトマールの修道院は世界遺産に登録されています。
そんな静かな町に、約50万人もの人が押し寄せる日があるのです。それが4年に一度開催される「FESTA DOS TABULEIROS、タブレイロスの祭り」。
14世紀にスペインから嫁いできたイザベラ王妃が創立した修道院が、町の貧しい人々にパンとワインと肉を配ったことに由来していると言われ、お祭り期間中、トマールの町は色鮮やかな花々のデコレーションで飾られます。
そして一番の見どころは、伝統的な白い衣装を身にまとった女性が頭にタブレイロを載せてトマールの街中を歩くパレードです。タブレイロとは「お盆(トレー)」のことで、タブレイロの最後にスがつくのは複数形だから。カラフルな花々で飾られた串刺しのパンが積まれたタブレイロの長さは身長以上になり、重さは最大で30kgほどになることもあるそうです。そんな重たいタブレイロを頭に載せて、街中約5kmを行進する様は圧巻です!
4年に一度の貴重なお祭り、見逃す手はありません!
リスボン発[みゅう]日本語ガイドと行く タブレイロスの祭りとトマール1日観光 ~ポルトガル最大・4年に1度のカラフルなお祭り
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