ザルツブルクは、オーストリア中北部の都市でザルツブルク州の州都でもある。モーツァルトが生まれてから25歳まで住んでいたことで知られているが、市街の歴史地区は1996年にユネスコ世界遺産に登録されている。

ザルツブルクには、ザルツブルク名物郷土料理のデザート「ザルツブルガー・ノッケルン（Salzburger Nockerln）」がある。ふんわり泡立てたメレンゲと小麦粉を合わせて山のように盛り付けて焼き上げるスフレ状のお菓子。「ザルツブルクの山々」を意味するその名の通り、その形状はザルツブルクの３つの山に見立てられており、中にカスタードクリームが入っていてとても美味しい。一般的にラズベリーソースが添えられているので甘酸っぱさとの相性も抜群。結構ボリュームもあるので、数人でシェアして食べるのがよいかも。16世紀からすでに家庭の食卓にあり、オーストリア皇帝フェルディナント1世はこのデザートを食べていたと言われている。

ザルツブルガー・ノッケルンは注文してから焼き上げるため、レストランでは料理と一緒に注文しよう。すべてのレストランでザルツブルガー・ノッケルンを提供しているわけではないので事前のチェックを忘れずに。

情報提供：ザルツブルク市観光局　　参考：ウィキペディア

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