ウェールズのラグビーとアフタヌーンティー
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2019年04月 1日公開

エリア:ヨーロッパ  > イギリス(英国) / ジャンル:アクティビティ・スポーツ , 

千鳥ヶ淵の桜が満開に咲いていた3月28日、駐日英国大使館で開催された英国ウェールズ政府主催「ウェールズラグビー協会 プレスカンファレンス」に出席した。日本の大手新聞社やスポーツ紙記者など、総勢50名以上が集まっていた。

今年、第9回目となる「ラグビーワールドカップ2019」(https://www.rugbyworldcup.comが日本で9月20日から11月2日まで開催されることで、ラグビーワールドカップ前にラグビー ウェールズ代表が北九州市でキャンプを行う。

これを記念し、ウェールズ代表チームが所属するウェールズラグビー協会(WRU)から、北九州市民に本場ウェールズのラグビーを伝道しようと、ラグビークリニックをはじめとする交流プログラムが2018年より開始され、その2回目となる交流プログラムが今回実施されたことを報告するために、東京でプレスカンファレンスが開かれたのである。会見の後には、館内の桜を楽しみながらウェ−ルズスタイルのアフタヌーンティーが用意された。

ウェールズのラグビー代表は、つい最近の「ギネス/ヨーロッパ・シックスネーションズ」の大会において全勝優勝(グランドスラム)を果たし、ウェールズ代表は現在世界第2位にランキングされている。愛称はレッドドラゴン。武骨なフォワードとランニングスタイルが伝統で、素早く展開するラグビーを得意としている。ラグビーワールドカップでの活躍が期待される。

ウェールズについて少し知ろう。国土の20%が国立公園で自然の美しさが魅力のひとつ。6つの世界遺産、600ものお城があり、宮崎駿監督アニメ作品「天空のラピュタ」に登場したお城を彷彿させるものも多くある。昨年には、姫路城(兵庫県)と北ウェールズにある世界遺産のコンウィ城の2つのお城を通して交流を深める「姉妹城」も締結した。ちなみにウェールズを昨年訪れた日本人の数は約4000人。

そして、ウェールズは飲食に優れている。最も有名なのが世界的に評判の高いロブスターとラム肉。個人的にはチーズとジャムがとても美味しい。飲み物ではやはりビールとウイスキーは格別である。

最後に、ウェールズの人たちのラグビーに対する情熱は凄い。「ラグビーはウェールズ人にとって、スポーツではなく、生きがいである。」ということのようだ。アジアで開催される初のラグビーワールドカップが日本で開催される機会に、直にスタジアムに足を運び、その熱気に包まれてみたいと思う。

ウェールズについて
https://www.wales-japan.com/wales/

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