ブルース・リーの銅像が海辺に復活!「アベニュー・オブ・スターズ」リニューアル
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2019年02月21日公開

エリア:アジア  > 香港 / ジャンル:名所旧跡・観光施設 , 

香港映画の歴史と魅力を堪能できる観光名所「アベニュー・オブ・スターズ(星光大道)」が、3 年にわたる改修工事を終えて1 月31 日にリニューアルオープンした。ブルース・リーをはじめとする香港映画スターの銅像や手形が多数展示され、香港映画の歴史と魅力を感じられる絶好の写真スポット。

アベニュー・オブ・スターズは、九龍半島南端のチムサアチョイプロムナードの一角に位置し、全長457 メートルの遊歩道は1982 年にオープン。その後2004 年に「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」をモデルにこの名前が付けられた。

新生「アベニュー・オブ・スターズ」の5 つの見どころ

1. 新テクノロジーを採用した4つの彫像
シンボルである4 つの銅像(ブルース・リー、香港の女優アニタ・ムイ、香港アカデミー賞のトロフィーのレプリカ、香港の人気アニメキャラクターのマクダル)に新たに設置されたQR コードをスキャンすると、アーティストの経歴や出演映画のワンシーンを見ることができる。また、拡張現実(AR)テクノロジーを用いた携帯のアプリを使用して、お気に入りの銅像と一緒にセルフィーを楽しむこともできる。

2. 新たに加わった香港映画スターたちの手形
今回のリニューアルで新たに加わったスターたちの手形を含め、合計117 名の手形が飾られている。以前は地面に埋め込まれていたが、木製の手すりの上に移動され、より見やすく写真も撮りやすい。

3. 地元ブランドの限定アイテムが購入できるショップ
遊歩道沿いの路面ショップでは、香港の伝統的な菓子「美樂士多(Mei Lok Store)」、健康茶「好茶養生(HoCha)」、紙細工「POS Talk」、香港のミニチュアグッズを販売する「微影(Tiny)」など、地元ブランドを取り扱う。アベニュー・オブ・スターズでしか手に入らない限定商品やブルース・リーの記念品などもある。

4. 世界的な建築家とデザインチームによる特徴的なデザイン
ジェームズ・コーナー・フィールド・オペレーションズによって刷新されたデザインには、美しい舗装、広範囲にわたる豊かな緑、豊富な日よけと椅子、波状の彫刻などの特徴がある。

5. 環境保護と持続可能性の原則
香港で初めて波力発電を活用。中国の屋外スペースとしては初めて環境認証「SITES」のゴールド認定を取得。手すり、椅子、床などには持続可能な素材を使用し、日光を反射してヒートアイランド現象を緩和する淡色の歩道を採用。ペットボトルのごみを減らすために観光客向けの水飲み場も用意。LED 街灯は、照明、Wi-Fi、モバイルシグナル、監視カメラ、スピーカー、電源など1台で多くの役割を果たす仕様。

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