- 2025.05.02
ドイツ観光局は、2020年のイヤーテーマ「ベートーヴェン生誕250年」のプロローグとして、2018年12月7日に「#音楽の国ドイツ」キャンペーンを開始した。
2018年は、ベートーヴェンの交響曲第9番第四楽章より有名な「歓喜の歌」が日本で初演されて100周年を迎える記念の年でもある。一説では全世界で行われる第九コンサートの半分以上が日本国内で開催されるほど、日本はクラシック音楽ファンの裾野が大変広い。
この「#音楽の国ドイツキャンペーン」は、複数のチャンネルを複合的に活用したデジタルマーケティングを主体に4本柱で展開される。第1の柱が2018年12月7日より期間限定で展開する地球の歩き方ウェブサイトでの「音楽の国ドイツ」をテーマにした観光コンテンツマーケティング。第2の柱は、コンテンツマーケティングに連動してツイッター上での「#音楽の国ドイツ」キャンペーンツイートの拡散。第3の柱は、全国各地で開催される第九合唱コンサート会場やドイツ関連イベントでキャンペーン告知の特製絵葉書の配布。第4の柱は、キャンペーンに賛同する旅行会社のドイツ音楽体験を含むツアーの展開。地球の歩き方のキャンペーンサイト上で、各旅行会社のツアーサイトへ誘導するリンクを設ける。
今回のキャンペーンには、ベートーヴェン生誕の地ボンより、ボン地方観光局とベートーヴェン音楽祭、またドイツ一人気のオペラ座ドレスデン・ゼンパーオペラの3団体が協賛する。
ドイツ観光局アジア・オーストラリア地区統括局長の西山晃さんは、「ドイツ観光局では、ドイツ政府の経済政策の柱であるIndustry4.0(産業のデジタル化)促進に則して、インフラやマーケティングのデジタル化を近年加速させている。ドイツ観光局の日本語ツイッターアカウントは、2017年3月に開設してまだ2年足らずだが7万フォロワーを達成し、1ツイートが平均10万インプレッションに近い拡散力を持つ媒体となっている。人気のツイートは56万インプレッションをオーガニックで獲得した実績も残している。#音楽の国ドイツキャンペーン以降もツイッターとコンテンツマーケティングの複合型デジタルキャンペーンをB2Cマーケティングの柱として展開していく」と述べている。
関連サイト:地球の歩き方ウェブサイト「音楽の国ドイツ」
http://pu.arukikata.co.jp/dztmusik/
ドイツ観光局
http://www.germany.travel/jp/index.html