フィンランドの夏から初秋にオススメの地方都市5選
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2018年07月26日公開

エリア:ヨーロッパ  > フィンランド / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 

フィンランド政府観光局が中東部に無数の湖が広がるレイクランドエリアや南西部にある群島エリアなど、夏から初秋にお薦めのスポットを紹介。

中央フィンランドユバスキュラ
ユバスキュラは、ヘルシンキから270km北上した中央フィンランド最大の都市。建築家アルヴァ・アアルトが多くの時間を過ごし、最も多くのアアルトの作品がある街。ユバスキュラから電車で30分ほどのペタヤヴェシには、ユネスコ世界遺産に登録された古い教会がある。豊かな湖と森に囲まれた中央フィンランドは、2015年に「サウナ・リージョン・オブ・ザ・ワールド」を宣言。毎年7月第1週は中央フィンランド内の様々なサウナイベントが開催される。ヘルシンキからユバスキュラまで電車で約3時間30分。

ラハティ
ヘルシンキから約100km北上したラハティはスポーツの街として有名。フィンランドを代表する作曲家シベリウスの名前を冠したシベリウスホールが2000年に完成。ラハティ港のすぐそばにあり、木造のホールのある建物からの美しい眺望が魅力。また、かつて上流階級の人々が所有していた屋敷「マナーハウス」が点在する。ラハティから車で40分程にあるフィンランドで最も古いマナーハウスのひとつ「ウラヤルヴィ・マナーハウス」は、2016年から博物館として公開。ヘルシンキからラハティまで電車で約1時間。

ハメーンリンナ
ヘルシンキから約100km北上したハメーンリンナは、赤レンガが印象的なハメ城やヴァナヤヴェシ渓谷があるアウランコ自然保護区など、フィンランドらしい風景が楽しめる。夏の風物詩「ハメ中世フェスティバル」(8月15日~19日)が開かれ、マーケットや中世音楽のコンサートなどのほか、中世の衣装に身を包んだ人たちに出会うことができる。ハメーンリンナから電車で約15分の場所には、イッタラのガラス工場やイッタラガラス博物館がある。ヘルシンキからハメーンリンナまで約1時間30分。

タンペレ
タンペレはフィンランドで3番目に大きな都市。カラフルな木造住宅が並ぶピスパラ地区にあるフィンランドで現存する最古の公衆サウナ「ラヤポルティサウナ」(1906年開業)と対照的に、2018年6月にオープンしたばかりのモダンなデザインのサウナレストラン「クーマ」がある。市内からボートで20分のピュハ湖を渡ったヴィーキンサーリ島も夏場にオススメ。ヘルシンキからタンペレまで電車で約2時間。

ベンクトシャール島オロ島
南西部の大小様々な島が集まる群島エリア。ベンクトシャール島には1906年に建てられた石造りの荘厳な灯台があり戦時中の弾痕が残っている。1995年に再建され、一部はカフェ、ホテル、チャペル、博物館などで6月~8月末まで一般公開。オロ島は要塞として軍事的利用されてきた島。現在では群島自然公園として独特の地形や動植物を楽しめる観光地。カスナスからバスまたはフェリーで上陸し、サイクリングで巡るのも素敵。

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