- 2025.04.30
個性あふれる独立系ホテルを集めた「オートグラフ コレクション ホテル」は、ソウルの流行発信地として注目を集める弘大(ホンデ)に「ライズ,オートグラフコレクション(RYSE, Autograph Collection)」(以下、ライズ)を開業した。オートグラフ コレクションは、マリオット・インターナショナルが展開するブランドのひとつで、現在世界各地に135軒のホテルを展開している。
ライズは、自由な表現をする弘大エリア特有のカラフルなデザインを取り入れているのが特徴的。艶感のあるピンクの床にコンクリート打ちっぱなしの壁やインダストリアルブラスが映え、それぞれが個性を主張し合う中、モダンアートが存在感を示す空間を演出。ホテルのアートコンセプトは外側の壁画に始まり、ユニークな彫刻の数々が吊り下げられたポップアップエキシビションが広がるロビーへと続く。
ライズにはアートが活かされた客室が全272室。14室のスイートには、ファインアートフォトグラファーのローラン・セグレティエ氏や、コラージュアーティストのシャルル・ムンカ氏、光と多色刷りフィルムで空間を演出する彫刻家パク・ユジュ氏のほか、マルチメディアでストーリーテリングを展開するクリエイティブなアーティスト達がデザインしたアートが飾られている。彼らが手掛けた「アーティストスイート」は、弘大の若者文化を象徴する鮮やかで個性豊か。韓国の有名グラフィックデザイナー、ナ・キム氏が厳選したアート作品とウォールグラフィックスが特徴的な「エグゼクティブプロデューサースイート」(20階)は、217㎡の広さ。
ダイニングは、タイのストリートフードを取り入れたレストラン「ロング・チム」、焼き立ての自家製パンやスイーツを楽しめるサンフランシスコ発の「タルティーン」、屋上のバー&ラウンジ「サイド・ノート・クラブ」がある。そのほか、フィットネスセンター、ショッピングエリア、300名まで収容可能なライズギャラリーを併設している。