- 2025.02.28
香港では、2018年2月16日に旧正月を迎えます。
戌年の象徴である「冒険」「興奮」「遊び心」を持って、盛大に1年の始まりをお祝いします。
【イベント】
毎年、旧正月元日の夜には、世界のベストイベントの1つにも選ばれた「旧正月インターナショナル・ナイト・パレード」が行われます。
尖沙咀(チムサアチョイ)のメインストリートを中心に、香港の地元そして世界各国のパフォーマーや、色とりどりの山車がパレードする人気のイベントで、毎年多くの観客が沿道に集まります。(開催日:2018年2月16日)
また、旧正月2日目の夜には、「旧正月の花火大会」が開催されます。
今年も、約20分間、ビクトリア・ハーバーと冬の夜空に花火が打ち上げられ、戌年の始まりをお祝いします。観覧は無料で、尖沙咀とセントラル・ハーバーフロントが毎年人気の観覧場所となっています。 (開催日:2018年2月17日)
旧正月3日目に沙田(シャティン)競馬場で行われる「旧正月競馬」も見逃せません。
競馬はイギリス統治下の頃からの人気スポーツで、香港競馬は世界最高の売上高があります。
毎年新年最初のレースには、地元の住民だけではなく、たくさんの観光客も多く訪れ、
競馬だけではなく、新年の特別イベントやライブを楽しみます。(開催日:2018年2月18日)
【旧正月の食事】
盆菜(プンチョイ)は、一つの大きな鍋にお肉、シーフード、野菜を入れる村の伝統料理で、旧正月によく食べられます。大勢の人で囲んで会話しながら食べる盆菜は、お祝い時などに適した心が温まる料理です。旧正月時期には中心地のレストランでも食べる事ができます。
そのほか、広東料理の中にも縁起のいい料理はたくさんあります。
例えば、湯圓(タンユェン)と呼ばれる団子のデザートの発音は広東語で“団らん”を意味する言葉に似ており、家族が集まるこの時期のデザートとしてぴったりです。
ほかにも、干し牡蠣(広東語で「ホーシー」)の発音は“仕事がうまく行く”と似ており、
年糕(広東語では「ニーンゴウ」)というお餅の発音は“年々高く”という言葉と似ているため旧正月によく食べられます。
活気に満ちた旧正月の始まりを香港で過ごしましょう。