より快適に!成田空港第3ターミナルの機能を強化
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[リスヴェル編集部]2017年12月14日公開

エリア:アジア  > 日本 / ジャンル:旅行準備 , 

来年春にはオープンして3年目を迎える成田空港第3ターミナルが利用者増加に伴い、より使いやすく、より快適に機能を強化する。

成田空港第3ターミナルは、ローコストでありながら機能性や快適性を備えた施設として2015年4月8日にオープン。陸上競技場を彷彿させる床面の誘導トラックや、座り心地やデザイン性に優れた家具など、斬新でわかりやすい空間は、国内外からの利用者にも評判が高い。それを裏付けるように、SKYTRAX社が実施する国際空港評価(World Airport Awards)のLCCターミナル部門(WORLD’S BEST LOW-COST TERMINAL)において2年連続(2016、2017年)で1位を受賞している。

オープンから2年半が経過し、予測を上回るLCCの成長により、利用者が集中する時間帯の出発ロビーでは、手続き待ちの行列による混雑が発生しているため、より使いやすく、より快適に利用できるように第3ターミナルの機能を強化することになった。

【到着ロビー増築で出発動線と到着動線を分離】
現状の第3ターミナルは、到着した利用者が出発ロビー(2階)を通過してターミナル外へ移動する構造が混雑の原因のため、これを解消するため、2019年夏までに到着ロビー(1階)を増築し、出発動線と到着動線の分離を図る。また、増築する到着ロビーがターミナル連絡バス乗降場と直結されることで、スムーズにターミナル連絡バスの利用が可能になる。

【スマートセキュリティの導入】
国内線と国際線の保安検査場に第1、第2ターミナルでも導入を進めている高度で効率的な保安検査機器「スマートセキュリティ」を2019年度末までに導入。
保安検査の手続きにかかる時間を短縮することで、混雑の緩和を図る。

【インラインスクリーニングシステムの導入】
現在、第3ターミナルの受託手荷物の保安検査は、保安検査員がX線検査装置で手作業で行っている。これにかわり、手荷物搬送システムと検査機器を一体化し、搬送中に爆発物等の危険物を自動的に検査する「インラインスクリーニングシステム」を2019年度末までに導入する。これにより、チェックイン手続きにかかる時間が短縮し、高度なセキュリティレベルの確保が両立される。

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