メルボルンが7年連続「世界で最も住みやすい都市」の栄冠に輝く!
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[リスヴェル編集部]2017年08月23日公開

エリア:オセアニア  > オーストラリア  > メルボルン / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 

英国の週刊誌「エコノミスト」の調査部門エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が発表した「世界で最も住みやすい都市ランキング2017(Global Liveability Ranking 2017)」で、オーストラリアの都市メルボルンが100点満点中、97.5点を獲得し、7年連続で1位に選ばれた。

毎年発表されるこの調査は、毎年世界140か国を対象に、EIUが定期的に実施し、「安全性」「医療」「文化・環境」「教育」「インフラ」の5項目で、クオリティ・オブ・ライフ(生活の質)を全般的に評価する。

オーストラリア本土で一番小さいビクトリア州の州都メルボルンは、19世紀の面影を残した建造物と近代的な建造物が融合した街並みが魅力の都市。緑豊かな公園が点在し、少し郊外にでると豊かな自然が広がり、四季折々の変化を楽しめる。郊外の観光地へのアクセスが良いのもメルボルンの魅力のひとつだ。昨年12月に成田=メルボルン線を就航したカンタス航空に加え、来月9月1日からは日本航空も成田からメルボルンへ直行便を就航する。

メルボルンには毎年約270万人の観光客が世界中から訪れる。全豪オープンテニスをはじめ、F1グランプリや国際フラワー&ガーデンショーなど国際級イベントも数多く開かれるほか、「世界で最も美しい海岸道路」とも呼ばれるグレートオーシャンロードやペンギンパレードで有名なフィリップ島など郊外にも観光地が数多くある。

また、オーストラリアの食文化が発達した都市としても知られ、モダン・オーストラリア料理をはじめとした多国籍文化が融合した独特で繊細な料理は、世界の美食家から高い評価を得ている。イタリア系移民によりコーヒー文化が発達した街でもあり、通りの至る所にカフェが点在していることもメルボルンの特徴。街歩きをすると目につくのが19世紀の佇まいそのままの石畳の小径「レーンウェイ」で、独特な雰囲気を持つ。道の両側には可愛らしいカフェやレストランが立ち並ぶ。特に「デグレーブス・ストリート」のカフェ通りは常に地元客で賑わっている。

ちなみに、世界で最も住みやすい都市ランキング2017の続きというと、2位はオーストリアの都市ウィーン、3位はカナダの都市バンクーバー、4位は同じくカナダの都市トロント、5位もカナダの都市カルガリー、6位はオーストラリアの都市アデレード、7位もオーストラリアの都市パース、8位はニュージーランドの都市オークランド、9位はフィンランドの都市ヘルシンキ、10位はドイツの都市ハンブルグ。

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