FOXインターナショナル・チャンネルズは、米国で絶大な人気を誇るドラマ「ウォーキング・デッド」のシーズン3の後半（第9話以降）を3月23日から日本初の放送を開始する。それに先立ち、前半の第1話から8話を2月26日からキャッチアップ放送をする。BSスカパーでは、ウォーキング・デッドのシーズン1とシーズン2の全話を2月2日より放送している。また、シーズンによってDVDレンタルショップやオンライン動画配信でも視聴が可能。

FOXインターナショナル・チャンネルズによると、ウォーキング・デッドは、2003年から現在も継続中のアメリカン・コミックの実写版。本格的なゾンビ・ドラマでありながら、家族愛や極限状態における人間の心理が色濃く描かれた秀逸作として各方面から高い評価を得ている。シーズン1は第68回ゴールデン・グローブ作品賞にノミネートを果たし、エミー賞ではメイクアップ賞を2年連続受賞。シーズン3では、第8話「Made to Suffer」の視聴者数が1520万人という米ケーブル局で放送されるドラマの史上最高視聴者数を獲得し、同番組が持つ記録を更新した。シーズン3第9話からの後半エピソードはアメリカで2013年2月10日よりスタート。既にシーズン4の制作も決定している。

ドラマの舞台と制作場所でもあるジョージア州アトランタは、アメリカ合衆国ジョージア州北西部に位置する都市。古くは鉄道交通のハブとして、また綿花産業の中心地として栄えた。現在では、コカ・コーラ、デルタ航空、CNNなど多数の大企業が本社を置き、ジョージア州のみならずアメリカ合衆国南部の商業・経済の中心地だ。観光場所も豊富で、コカ・コーラの歴史を紹介する「ワールド・オブ・コカ・コーラ」、ハイ美術館、国家歴史登録材に指定されているマーティン・ルーサー・キング・ジュニアが少年時代に過ごした家や「風と共に去りぬ」の原作者マーガレット・ミッチェルの家がある。