近くて近い?3つの国「アッパー・ライン・ヴァレー」
期間:指定なし
[ミキ・ツーリスト]2017年06月 6日公開

エリア:ヨーロッパ / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , アート・カルチャー・歴史・ミュージック , サービス・商品情報

「アッパー・ライン・ヴァレー」という地方を聞いたことがありますか? あまりなじみのない名前かもしれませんね。Upper Rhine Valley(アッパー・ライン・ヴァレー)、つまりライン川上流の渓谷という意味となりますが、フランス・アルザス地方、スイス・バーゼル近郊、ドイツ・黒い森地方とプファルツ地方の、ライン川の両側に広がる地域をさしています。

フランス・アルザス地方を代表する都市は、旧市街が世界遺産に登録されているストラスブール、アルザスワイン街道の中心コルマール、鉄道博物館や自動車博物館が有名な産業都市ミュルーズ。
スイス・バーゼルは三国国境の都市。世界一の時計見本市バーゼルフェアや現代美術の街としても有名です。
ドイツ・黒い森地方とプファルツ地方では、環境エコ都市フライブルク、優雅な温泉保養地バーデンバーデン、別名「扇都市」と呼ばれ宮殿を中心に道が放射状にのびるバロック都市カールスルーエ。

交通至便なこの地域。ゲートウェイとなる空港はフランスにありますが、その名は「ユーロエアポート・バーゼル=ミュルーズ=フライブルク」。3か国の都市名が入っています。

ライン川が結ぶ南北約200kmにわたるアッパー・ライン・ヴァレー地方は、可愛らしい木組みの家、斜面に連なる段々畑、そのブドウからつくられる白ワイン、世界中から多くの観光客が訪れるクリスマスマーケットなど、歴史、文化、建築、ワイン、美食、など多くの共通性をもっています。
同時に、3つの国(フランス、スイス、ドイツ)にまたがり、2つの言語(フランス語、ドイツ語)が話されているゆえか、少しずつ異なった特徴もみられるので比べてみるのも面白いですね。

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