スイスのおすすめクリスマスマーケット前編では、バーゼル、ベルン、チューリッヒとおなじみの町が並びましたが、後編の今回はちょっと「通」なクリスマスマーケットを2つご紹介します。

④アインジーデルン
中央スイスに位置するアインジーデルン。重要な巡礼路に当たり、中世の時代から多くの人が訪れる修道院の町として知られています。ここでは中央スイス最大級のクリスマスマーケットが開催されます。駅から修道院へと続く約400mの通りには約100本のツリーと120軒に及ぶ山小屋風の屋台が並びます。修道院を中心に広がるクリスマスマーケットは、他の街とは違った、荘厳で偉大さすら感じる情景を作り出しています。11/26～12/4開催。

⑤ラッパースヴィール
チューリッヒ湖畔、バラの町として有名なラッパースヴィール。中世の面影残す旧市街では週末の3日間のみ、その後は湖のほとりでクリスマスマーケットが開催されます。地元の職人が作ったクリスマスクリブが売られていることでも知られています。12/9～12/18開催（12/12を除く）。

なお、クリスマスクリブとは、キリストの生誕の様子を表わした置物で、木彫りや粘土などの小さな人形から馬小屋や町の様子を模したジオラマまでさまざまな種類があります。スイスのみならずヨーロッパの多くの国でも、クリッペ（ドイツ語）、クレーシュ（フランス語）、プレゼピオ（イタリア語）・・・と呼ばれ、アドベントの期間に各家庭で飾る習慣があるそうです。

チューリッヒから出かけてみよう
［みゅう］プライベート　日本語ガイドと列車で行く　アインジーデルンとラッパーズヴィール1日観光
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