- 2025.04.11
デルタ航空は本日より、日本発着の米国本土路線およびホノルル路線のエコノミークラス「メインキャビン」と「デルタ・コンフォートプラス」席のお客様に、機内用スリッパを提供します。日米間の長距離国際線で、全客室のお客様に機内用スリッパを提供するのは、デルタ航空が初めてです。
これまでメインキャビンのお客様には、アイマスクと耳栓が入った「スリープキット」と、機内エンターテインメント用のイヤホン、お食事サービス後に配布するペットボトルのお水を、コンフォートプラスのお客様には、それらに歯磨きセットを加えたアメニティを提供していました。新たにスリッパを加えることにより、エコノミークラスの機内での快適性をさらに高めることを目指しています。
機内用スリッパは、成田、羽田、名古屋発着のアメリカ本土路線と、成田、名古屋、関空、福岡発着のホノルル路線で本日提供を開始し、10月30日に新規就航する羽田-ミネアポリス線と、同日より昼間の時間帯に移行する羽田-ロサンゼルス線でも提供されます。
デルタ航空日本支社長、森本大(もりもと・まさる)は次のように述べています。「デルタ航空では、特に日本発着便のメインキャビンのお客様向けのサービス改善に力を入れています。日本人のお客様の声を聞き、お客様の期待以上のサービスを提供するよう努めています。日米路線全線のエコノミークラスで、機内用スリッパを提供している航空会社は他にありません。今回のスリッパの導入は、デルタ航空がいかに日本人のお客様を大切にしているかを表しています。」
機内用スリッパのほか、メインキャビンおよびデルタ・コンフォートプラスのお客様へのサービス向上の一環として、今年7月に日本発の米国本土路線にて、日本人のお客様に最も人気のあるアイスクリームブランドのひとつ、「ハーゲンダッツ」の提供を開始しました。米国発の帰国便では出発空港により、「ベン&ジェリーズ」または「マグナム」のアイスクリームを提供しています。ホノルル線では、帰国便のみ「ベン&ジェリーズ」のアイスクリームを提供しています。
日本市場を重視するデルタ航空では、日本人のお客様へのアンケートや市場調査をもとに、顧客エクスペリエンス向上の機会を分析した結果、メインキャビンのお客様を対象にした対策が必要と判断し、一連の施策を立案しました。
過去数年間にわたり、デルタ航空では機内の設備や顧客エクスペリエンスの向上に多大な投資をしており、合計数百機にのぼる新機材の発注に加え、機内を刷新するためのプログラムを進めています。機内刷新プログラムには、新シートの導入、エンターテインメントシステムの刷新、頭上の棚スペースの拡大、新型の化粧室、個別調整が可能な照明機器、全ての国際線用機材および米国内幹線用機材でのWi-Fiサービスの提供などが含まれます。
また先月には、全席が個室タイプ(スイート)のビジネスクラス、「デルタ・ワン」スイートを発表しました。「デルタ・ワン」スイートは、2017年秋から米国とアジアを結ぶ一部路線で運航開始予定のエアバスA350型機に最初に導入されます。