- 2024.11.01
オーストラリア・ビクトリア州政府観光局によると、2016年11月24日から27日までの期間、世界のトップゴルファーが集結する「ゴルフ・ワールドカップ2016」がキングストンヒース・ゴルフコースで開催される。
ゴルフ・ワールドカップは1953年から開催されている国別対抗の団体戦。世界24ヶ国が出場し、国を代表する2人の選手がチームを組む。4日間を通じてダブルスによる団体戦が実施される。初日と3日目はフォーサム(1つのボールを交互に打つ)、2日目と最終日はフォーボール(それぞれのボールをプレーし、ベストスコアを記録)形式が採用される。
出場選手の中で注目が集まるのは、前回2013年大会の覇者のオーストラリア代表ジェイソン・デイ選手とアダム・スコット選手。特にデイ選手は前回のワールドカップ後、2015年の全米プロゴルフ選手権での初のメジャータイトルを含むPGAツアー9回の勝利により成長著しく、現在世界ランキング1位を保持している。
そして日本から出場するのは世界ランク18位(9月13日現在)、日本のトッププレーヤー松山英樹選手。その松山選手がパートナーとして指名したのは 8月に開催された 「RIZAP KBCオーガスタ」オープンで優勝を果たし、待望の「復活」が期待される石川遼選手。共に米ツアーを主戦場とする日本の若きエースには大きな注目が集まっている。過去日本チームは2度優勝しており(1957年と2002年)、今大会で3度目の優勝に期待がかかっている。
キングストンヒース ゴルフコース
車で約30分のメルボルンの郊外に位置するオーストラリアの名門コース。ゴルフ誌によるランキングではオーストラリア国内では2位、世界でも18位にランクイン。1925年に創設されたこのコースの設計はドン・ソーター氏。レイアウトはうねりが効いたフェアウェイと深いバンカーが特徴。全豪オープンゴルフも過去7度このコースで開催されている。