没後400年 シェイクスピアの世界を体感できる旅行先
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2016年08月 5日公開

エリア:ヨーロッパ  > イギリス(英国) / ジャンル:アート・カルチャー・歴史・ミュージック , 観光情報・観光局・現地便り , 

世界最大のオンライン宿泊予約サイト「Booking.com (ブッキング・ドットコム)」は、史上最も著名な詩人・劇作家であるウィリアム・シェイクスピアが今年で没後400年になることから、「シェイクスピアの世界を体感できる人気の旅行先」をまとめた。

1. スコットランド(イギリス)
「マクベス」はシェイクスピア作品の中でも最も有名な登場人物のひとりだが、実在した人物ということを知る人は多くない。モデルとなった人物は11世紀のスコットランド王で、シェイクスピアが書いた悲劇の主人公同様、殺人、裏切り、ドラマに満ちた人生を過ごした。舞台となったコーダー城は優美な城として知られており、またスコットランドのハイランド地方のスカイ島は、スコットランド王やシェイクスピア作品の世界観を肌で感じられる。17世紀に建てられた元狩猟小屋の「キンロック ロッジ ホテル アンド レストラン」は、海岸沿いに広がるキンロック・ヒルの麓にあり、スコッチ・ウイスキーを片手に、暖炉に温まりながらマクベスの悲話を読み返すのに理想的。http://www.booking.com/hotel/gb/kinloch-lodge-and-restaurant.ja.html

2. ヴェネツィア(イタリア)
シェイクスピアがヴェネツィアを訪れたことがあったかどうかは明らかではないが、戯曲のうち13作品の一部またはすべてがイタリアを舞台にしている。ヴェネツィアを舞台にしているのは『ヴェニスの商人』と『オセロ』。両作品にリアルト市場やサン・マルコ広場が登場し、地元の慣習などの細かい描写から、シェイクスピアが一定期間をヴェネツィアで過ごした経験がある可能性は高いと言われている。http://www.booking.com/hotel/it/aqua-palace.ja.html

3. ヘルシンゲル(デンマーク)
シェイクスピア悲劇の中で最も愛されている作品のひとつ『ハムレット』はデンマークが舞台。コペンハーゲンから北に1時間行くとハムレットの舞台となったユネスコ世界遺産のクロンボー城がある。毎年恒例のシェイクスピア・フェスティバルの一環として、1816年以来シェイクスピア作品がクロンボー城で上演されている。
http://www.booking.com/hotel/dk/erik-39-s-bed-amp-breakfast.ja.html

そのほか、「ロミオとジュリエット」のヴェローナ、シェイクスピア作品のための劇場として世界中で知られる英国ロンドンの「グローブ座」、シェイクスピア生誕の地、イングランド中部にあるストラットフォード・アポン・エイボンなど、所縁の地を訪れてみてはいかがだろうか。「シェイクスピアに出会う旅」(熊井明子、岩波現代文庫)やシェイクスピア作品を解説した書籍も数多くあるので、旅のおともにも役立つだろう。

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