- 2025.02.14
米国西海岸で20世紀近代美術に特化した最大のコレクションを誇る「サンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)」が約3年の拡張工事のための閉館を経て、5月14日より一般公開が始まった。
所蔵品には、マルセル・デュシャン、マン・レイ、マーク・ロスコ、アンディ・ウォーホル、ポール・クレー、ジャスパー・ジョーンズ、アレクサンダー・カルダー、アンリ・マティス、ディエゴ・リベラなど、20世紀の現代美術や写真のコレクションを中心に、ヨーロッパの絵画や彫刻、建築、デザイン、メディア・アートと多岐に渡る。
拡張工事によって展示面積が2.5倍に広かったこともあり、展示作品はもちろんだが、美術館内の空間が素晴らしい。サンフランシスコのダウンタウンからも程近く、ユニオンスクエアからも徒歩圏にあり便利な場所にあるため、また素敵なカフェや美術館ショップも洗練された雰囲気で、気軽に立ち寄りたい。
サンフランシスコには、貴重なアジアのコレクションを展示している「アジア美術館」、2万5,000点以上の世界的なコレクションを誇る「デ・ヤング美術館」、古代オリエントとヨーロッパの美術品を展示している「リージョン・オブ・オナー美術館」など、数多くの美術館が点在する。
サンフランシスコ近代美術館(San Francisco Museum of Modern Art)
住 所: 151 Third street, San Francisco, CA 94103
電 話: 1-415-357-4000
開館時間: 年中無休 午前10時〜午後5時(木曜日は午後9時まで)
入館料金: 25ドル(大人)、22ドル(65歳以上)、19ドル(19〜24歳)、18歳以下は無料
公式サイト:https://www.sfmoma.org
Charles Schwab, Robert Fisher, Neal Benezra and Nancy Pelosi, Edwin Lee and Craig Dykers; photo: Drew Altizer, courtesy Drew Altizer Photography
The new SFMOMA from Howard Street; photo: Devlin Shand, courtesy Drew Altizer Photography