- 2019.08.30
クリスタルのような泡が輝く至高の飲み物、シャンパーニュ。
英語のシャンペンとフランス語のシャンパーニュの間?なのか日本では「シャンパン」とも言いますが、ここは本場フランス式で「シャンパーニュChampagne」と呼んでみます。
シャンパーニュは、17世紀に誕生して以来、王侯貴族に愛されてきた特別な飲み物。現在でも多くのファンを持つ高級酒ですが、そもそも、どうやって作られているの?どうして特別なの?どうして高いの?
そんな疑問を解決するには、現場に行ってみるのが一番です!
シャンパーニュと名乗れるのは、フランス北東部・シャンパーニュ地方で生産されるスパークリング(発泡)ワインのみです。そのシャンパーニュ地方において「シャンパーニュの都」と呼ばれているのはエペルネーEpernay市。市内のシャンパーニュ大通りAvenue de Champagneは「エペルネーのシャンゼリゼ」といわれる美しい道で、名前の通り数々の有名シャンパーニュメゾンが並びます。
中でも、圧倒的な貫録と気品を放つメゾンが、1743年創業のモエ・エ・シャンドン。
日本では「ドン・ペリ」の愛称で知られる最高級シャンパーニュ「ドン・ペリニョン」を生産しているメーカーです。
ドン・ペリニョンは、シャンパーニュを初めて作ったとされる修道士の名前で、モエ・エ・シャンドン社の敷地内、入口横の銅像にその姿を見ることができます。
モエ・エ・シャンドンには、他にもさまざまなシャンパーニュがあり、誰もが一度は目にしたことがある有名シャンパーニュ「モエ・アンペリアル」は皇帝ナポレオンが勝利を祝ったのが名前の由来だそうです。アンペリアルとは、インペリアル(皇帝)を意味します。
モエ・エ・シャンドンのカーブ(セラー)は、一般旅行者でも見学が可能です。大量のボトルが並ぶ歴史ある地下カーブの長さは、なんと世界最長の28Km! 見学ツアーでは、実際に地下カーブの一部を歩きながらシャンパーニュの歴史、製造方法などを案内してもらい、最後にはお待ちかねの試飲が待っています。併設のショップも充実のラインナップです。
エペルネーから約6km離れたオーヴィレール村には、修道士ドン・ペリニョンが眠る教会があります。ぶどう畑を眺めながら足を延ばしてみるのはいかがでしょうか。
モエ・エ・シャンドンとドン・ペリニョンゆかりの村も訪れる
[みゅう]プチ旅 フランス シャンパーニュとブルゴーニュ2日間
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