- 2024.10.08
三井不動産は、マレーシアの首都クアラルンプール初のアウトレットモール「(仮称)三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港(KLIA)」の開発に着手することを決定した。この開発は、クアラルンプール国際空港の敷地内におけるアウトレットモール計画で、第1期計画の着工は2013年夏、開業は2014年冬を予定している。
アウトレットモールは、空港と市街地を結ぶ幹線道路に面し、クアラルンプール都市圏居住者、クアラルンプール国際空港の利用者(年間約3,800万人)にとっても利便性の高い立地にある。クアラルンプール国際空港は、市内から南に約60キロ、車で約40分の距離に位置し、第二空港の開業が2013年5月に予定されている。今後、アウトレットモールが開業する2014年冬頃には年間合計4,500万人の利用が予想されている。また、クアラルンプール国際空港を含む周辺地域では、オフィス・商業・コンベンションセンター・物流施設・テーマパーク・ゴルフコースなどが集積する「KLIAエアロポリス計画」があり、順次開発が推進される。
約180,000㎡の広大な敷地を生かした本格的なアウトレットモール計画は、最終期には全体で店舗面積約46,300㎡、店舗数約240店舗となる予定。テナントは、欧米、アジア、日本のブランドを想定し、ラグジュアリーブランド、カジュアルブランド、セレクトショップなどを中心に幅広い店舗が並ぶ予定だ。マレーシアを訪れる年間約2,500万人の観光客も楽しめる飲食店やエンターテインメント要素の導入を検討している。
<計画概要>
◆所在地 マレーシア クアラルンプール国際空港敷地内
◆事業形態 ファクトリーアウトレット
[第1期計画概要]
◆店舗面積 約19,800㎡
◆店舗数 約100店
◆スケジュール 2013年夏着工 2014年冬オープン
[最終的な全体計画概要(第1期概要含む)]
◆店舗面積 約46,300㎡
◆店舗数 約240店
◆スケジュール 第2期以降未定