ミュンヘンの白ソーセージは午前中に食する
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2021年05月 6日公開

エリア:ヨーロッパ  > ドイツ  > ミュンヘン / ジャンル:グルメ・スイーツ , 

ミュンヘンはドイツのバイエルン州最大の都市で州都。イーザル川河畔にあり、バイエルンアルプスの北側に位置する。ベルリン、ハンブルクに次いでドイツでは3番目に大きな都市。ミュンヘン名物に白ソーセージ「ヴァイスヴルスト(Weißwurst)」がある。子牛と豚の肉にタマネギ、パセリなどの香草とレモンなどを加えて作られる。地元では教会の正午の鐘が鳴る前に新鮮な作りたての白ソーセージを食べるのが伝統となっている。冷凍技術が発達した今日でも新鮮なソーセージが毎朝作られ、ほとんどのバイエルンの人は白ソーセージを午前中のうちに朝食と昼食の間のスナックとして食べる。

白ソーセージを熱湯で温め、甘いマスタードにブレッツェル、そして1杯のバイエルン産ビールがあれば、ミュンヘンの人達の最高の至福の時。観光客にはミュンヘンはもちろん、バイエルン州に数多くあるビアガーデンで味わえる。

食べ方は、ソーセージの両サイドを切り、口で皮から肉を吸い出すのが通で、ナイフとフォークを使って食べるのは「よそ者」とすぐにわかるが、初心者は、ソーセージの皮にだけ横に裂け目を入れ、肉をフォークで転がして皮を剥きながら食べるのが良いだろう。

白ソーセージは、通常は風味付けにパセリ、レモン、ナツメグ、タマネギ、ショウガ、カルダモンを使用し、作っているお店によってさまざまなバリエーションで使用される。それらを混ぜ合わせて新鮮な豚のケーシングに詰め、長さ10~12センチ、太さ約2センチのソーセージに成形される。

情報提供: ドイツ観光局

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