ラクダと愛犬と共にたったひとりで、オーストラリアの砂漠地帯およそ3000キロを横断するという冒険の旅の記録を綴った回顧録「ＴＲＡＣＫＳ」を映画化した『奇跡の2000マイル』（配給：ブロードメディア・スタジオ）が7月18日（土）より有楽町スバル座、新宿武蔵野館他、全国で順次公開される。

24歳の女性ロビン・デヴィッドソンが、１日あたり約32キロのペースで歩き、７ヵ月を費やして成し遂げた実話。何度も映画化の企画が持ち上がってきたこの伝説的なノンフィクションが、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞を受賞した製作チームにより映画化された。ロビンの驚くべき旅の軌跡をヴィジュアル化するため、オーストラリア各地で大がかりなロケを敢行。実際にロビンが辿った、アリス・スプリングスからウルル（エアーズロック）を経由し、インド洋へと至る道程を困難な取材を乗り越えて再現している。

日常に居場所を見失った女性が、自分を変えるために挑んだ奇跡の旅

《物　語》
砂が舞うオーストラリア中央部の町アリス・スプリングス。うまくいかない人生に変化を求め、家族や友だちから離れて、たったひとり都会からこの町にやってきたロビン。彼女がこの地を訪れた目的は、とてつもなく広大な西部の砂漠地帯を踏破し、インド洋を目指す冒険の旅に出ること。町のパブで働きながら牧場でラクダの調教を学び、旅の準備を整えたロビンは、荷物持ちとなる4頭のラクダと、いつも心の支えになってくれる愛犬を引き連れ町を出発する。圧倒的な大自然の中を、自らの足でしっかりと大地を踏みしめて一歩ずつ前進していく。やがてこの波乱に満ちた旅の道程で、ロビンは一生の宝物になるような出会いと経験を重ねていく…。

奇跡の2000マイル
公式サイト：　http://www.kisekino2000mile.com/introduction.html

写真提供：　ノーザンテリトリー政府観光局

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