デュッセルドルフ旧市街で飲むアルトビール
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2016年07月11日公開

エリア:ヨーロッパ  > ドイツ  > デュッセルドルフ / ジャンル:グルメ・スイーツ , 

ドイツでは、どの町に行っても美味しい地ビールが飲める。日本人が多く住む街としても知られているドイツ西部の商業都市デュッセルドルフなら「アルトビール」が代表的。古い醸造方法の上面発酵で造られるアルトビールは、市内の、それもライン川とハインリッヒ・ハイネ通りの間の旧市街で飲むオリジナルは格別な味だ。

旧市街には、260軒以上もの大小様々なブルーパブ(自家醸造酒場)やレストランが軒を連ねることから、「世界一長いバーカウンター」と呼ばれる界隈がある。昔ながらのアルトビール醸造所兼居酒屋が数多くあり、アルトビールを最初に造った「シューマッハー」や、週末には路上まで人が溢れる人気の「ユーリゲ」、雰囲気の良い「フュックスヒェン」フルーティーな甘味が特徴の「シュリュッセル」などの老舗で、デュッセルドルフ発祥のアルトビールを木樽から円柱形グラスに注がれる濃い琥珀色のアルトビールを誰もが飲んでいる。

アルトビールは、デュッセルドルフで19世紀中頃から造られているエールビール。アルトビールの「Alt」はドイツ語で「古い」という意味だが、ビールが古いという意味ではなく、ヨーロッパ中に広まった当時の「新しい」ラガービール製法よりも醸造方法が「古い」ことに由来する。色は赤銅色で、アルコール度数は日本の一般的なビールと同じ4.5%前後。飲み頃は8℃~10℃。数種類の麦芽とホップを使用しており、一般的にホップの利いた、まろやかで苦味のあるビール。

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