- 2024.10.04
アベノミクスによって日本の物価も高くなっている。海外に旅行した時も滞在先の物価が気になるところ。もっともリーズナブルな観光都市はどこだろうか。観光地として人気のある世界40都市における旅行コストを比較調査した「旅行者物価指数(トリップインデックス)2015」が発表された。
世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」によると、ベトナムの都市ハノイが昨年に続いて2年連続で「旅行者物価の最も安い都市」に選ばれた。
この旅行者物価指数は、夏期(6月~8月)を対象に、各都市における現地での出費の平均値から算出。2名で3泊の旅行を想定し、4つ星ホテルで3泊宿泊、 3カ所の観光スポットへの訪問、昼食と夕食、また夕食の際にレストランへのタクシー往復費用の平均値を合計した。調査の結果、旅行者物価の安い都市ランキングではベトナムのハノイが平均87,699円で第1位、 一方、 旅行者物価の高い都市のトップは、メキシコのカンクンで241,845円。ハノイのおよそ3倍。
東南アジアはお得な観光都市の宝庫
旅行者物価の安い都市ランキングを見ると(画像3)、上位10都市のうち東南アジアから4都市がランクインしており、東南アジアはコストパフォーマンスの高い旅行先が集中している。安い都市ランキング上位10の中の東南アジアの国は 1位ハノイ(ベトナム)、4位バンコク(タイ)、7位クアラルンプール(マレーシア)、 9位マニラ(フィリピン)。
また、ヨーロッパにもリーズナブルに滞在できる観光都市がランクインしており、ワルシャワ(ポーランド)、リスボン(ポルトガル)、ベルリン(ドイツ)の3都市。