マッサンからブロードウェイ『シカゴ』へ
期間:2015年12月4日から 2015年12月23日まで
[リスヴェル編集部]2015年04月10日公開

エリア:アジア  > 日本 / ジャンル:アート・カルチャー・歴史・ミュージック , 

連続テレビ小説「マッサン」のヒロイン・エリー役で注目を集めたシャーロット・ケイト・フォックスは、今年10月26日よりニューヨークでロングラン中のミュージカル『シカゴ』の主演・ロキシー・ハート役としてブロードウェイ・アンバサダー劇場でデビューする。『シカゴ』の日本公演についてもすでに発表されたが、4月8日に都内で会見が行われた。

セクシーな黒のパンツスーツに身を包んだシャーロットは報道陣を前に歌唱を披露。日本語でバントに「行きましょうか」と声をかけ、劇中のロキシーの楽曲4曲をメロデー形式で歌い上げた。

ミュージカル『シカゴ』は、ジャズ全盛期、禁酒法時代のイリノイ州シカゴを舞台に、シカゴ・トリビューン紙で1924年のビューラ・アナンとベルヴァ・ガートナーの裁判を取材した女性記者モウリン・ダラス・ワトキンスが調査した実際の犯罪について執筆した脚本『シカゴ』を基にした辛口コメディ。ミュージカル・ナンバーの“All That Jazz”を聞いた事がある人も多いだろう。詳しいストーリーは公式サイトで紹介している。

会見では、「マッサン」撮影中に『シカゴ』のオーディションのための映像を撮影したことや、ブロードウェイでの稽古にも参加したことも明かしたシャーロット。ブロードウェイでは、ダンサーたちのスタイルの良さや強靭な身体能力を目の当たりにし、大きな刺激を受けたという。

子ども頃から夢だったブロードウェイ出演が決まったことに対して、「本当にすごいこと。頭の中の小さな声が“お前には無理だ” “力不足だ”と囁くことがありますが、その声に耳を貸さず、その声を黙らせるまで努力し続けます。日本に来た時の私と今の私は別人と言ってもいいくらい。日本での1年の経験を通し、演技だけでもなく勇気も身に付けました。それをすべて出したい!」また、「エリーとはまったく別の役柄ですが、みなさんに同じくらい喜んでもらえる役柄だと思っています。第一の故郷から第二の故郷に、『シカゴ』という大好きな作品を持ってくることができて本当にうれしいです」と意気込みを見せた。

『シカゴ』来日公演
日  程: 12月4日(金)〜12月23日(水)
上演会場: 東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ 11階)
チケット一般発売: 8月8日(土)10:00より
問い合せ: キョードー東京 シカゴ事務局0570-08-9966(受付:10:00〜18:00)
公式サイト: http://www.chicago2015.jp

【お問い合わせ】

risvel facebook