ストーンヘンジで新石器時代の暮らしぶりが蘇る
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2014年09月11日公開

エリア:ヨーロッパ  > イギリス(英国)  > ソールズベリー / ジャンル:名所旧跡・観光施設 , 観光情報・観光局・現地便り , 

英国ウィルトシャー州にある有名な巨石遺跡「ストーンヘンジ」に5棟の新石器時代の家屋が再現され、2014年6月から一般公開している。藁葺き(わらぶき)屋根に石灰の白い外壁が特徴で、家屋の中に入ると、石器の道具、カゴ、動物の皮の上着、火をおこす場所など、約4、500年前にストーンヘンジを造った人たちの暮らしぶりが再現されている。

英国の緑の大草原にストーンヘンジ(Stonehenge)は、ロンドンから西に約200kmの英国南部ソールズベリーから北西約13kmに位置する環状列石(ストーンサークル)。高さは4〜5メートル、直径100m程の円を描くように造られている。現在のイギリス人、アングロ・サクソン人がブリテン島に移住した時にはすでに存在していたとされている。

有史以前の古代人が巨石建造物を造った謎については諸説あり、これまで何百年にもわたり議論が続いている。太陽を崇拝する古代の行列祈祷式に使われていたという説、天文学的なカレンダーとする説、ヒーリングストーンという理論や、はたまた地球外生物の着陸地点を示す目印だと考える人もいるが、このミステリーは永遠に議論されていくのだろう。

【お問い合わせ】

risvel facebook