センターラ・ホテル&リゾート「フィン・フリー・タイランドキャンペーン」に加盟
期間:指定なし
[センターラ・ホテル&リゾート]2014年09月10日公開

エリア:アジア  > タイ  > パタヤ / ジャンル:ホテル・宿泊施設 , 企業動向・セミナー , 自然

センターラ・ホテル&リゾート(タイ、バンコク)は8月末、レストランで鱶鰭(フカヒレ)料理の提供を中止する「フィン・フリー・タイランド(Fin Free Thailand)キャンペーン」に加盟しました。

フィン・フリー・キャンペーンは近年乱獲が問題視されているサメとフカヒレ(Shark Fin)の保護を目的に立ち上げられたグローバルキャンペーンです。先般パタヤ副市長のRattanachai Suttidechanai氏がタイ国内でのキャンペーン立ち上げに際して、冒頭演説を行いました。

フィン・フリー・タイランドキャンペーンは絶滅危惧種のサメの保護を訴え、各国の著名人や活動家、ダイバー、ホテルやレストランオーナー、シェフ、学生等に支持され拡大しているキャンペーンです。キャンペーンは様々な職種を通じてサメとフカヒレの乱獲中止を訴えるもので、タイで展開されているキャンペーンは地元の自然保護団体や在タイ米国大使館の賛同を集めています。

フィン・フリー関係者によると、フカヒレスープの需要増加により殺戮されるサメは年間73万匹とも言われています。中でもオオメジロザメ、メジロザメ、シュモクザメの絶滅危惧種については、1950年代と比較すると99%が既に消滅したと言われています。フカヒレの入手方法については、ヒレを取るためだけにサメを殺戮し、その他の部分を海上投棄する搾取方法が特に問題視されています。

センターラグループではまずパタヤで運営する3軒(センターラ・グランド・ミラージュ・ビーチリゾート、センターラ・グランド・プラタナック・リゾート&スパ、センターラ・グランド・モードス・リゾート&スパ)がキャンペーンに加盟し、同ホテル内のレストランでフカヒレ料理の提供を中止しました。他のグループホテル、リゾートについても順次加盟し、タイ国外で展開するホテル、リゾートを含めた全47軒が年内の加盟を予定しています。

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