- 2024.12.13
19世紀後半のオランダで、自然観察に基づきながら、風車や運河、海や船、働く人々などの光景を描いた画家たちがいた。この画家たちは、オランダのハーグを拠点として活動していたため“ハーグ派”と呼ばれた。このハーグ派に焦点をあてた日本で最初の展覧会「オランダ・ハーグ派展」が2014 年4 月19 日から 6 月29 日までの期間、損保ジャパン東郷青児美術館で開催される。
展示されるのは、19 世紀後半のオランダで、ポスト印象主義の画家フィンセント・ファン・ゴッホが「大物」と呼んだハーグ派の画家たちの作品。ハーグ派はフランスのバルビゾン派の影響を受けながら、17世紀オランダ黄金時代の絵画を再評価しつつ、屋外における自然観察を基盤として、風車や運河、海景や船といったオランダ独特の風景、漁業や農業に従事する人たち、また室内などの身近でありふれた光景を透明感のある繊細な光とともに描いた。
この展覧会では、オランダのハーグ市立美術館の所蔵作品を中心に、ハーグ派の作品だけでなく、クレラー=ミュラー美術館、ならびに国内に所蔵されているバルビゾン派の作品、そしてハーグ派の影響を受けたファン・ゴッホと抽象画家ピート・モンドリアンの初期作品もあわせて紹介する。
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「オランダ・ハーグ派展」
会 期: 2014 年4 月19 日(土)~ 6 月29 日(日)
場 所: 損保ジャパン東郷青児美術館(公式サイトはこちらから)
観覧料: 一般1,000円 大学・高校生600円 シルバー〈65 歳以上〉800 円 中学生以下無料
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