- 2014.06.04
アゴダ®ニュース
シンガポール(2013年11月20日)
米国Priceline Group(Nasdaq:PCLN)のグループ企業でアジア大手のホテル予約サイトAgoda.comが、伝統的なクリスマスマーケットについてご紹介します。ウィンターシーズンを盛り上げてくれるこの伝統行事は、まるで中世のヨーロッパを歩いているような錯覚を覚えるほど美しい光景です。
ヨーロッパで毎年恒例のクリスマスマーケットは、14世紀前半にドイツで始まりました。キリスト降臨が伝統的に語り継がれていた当時より、イエス・キリストの生誕を祝って12月25日まで盛大に開催されていました。クリスマスマーケットは、地元行事が頻繁に催される街の広場で開かれ、人々にとって食べものや冬の必需品を仕入れたり、最新のニュースやうわさ話で盛り上がったりと、多くの人が集うコミュニティの中心といえる場所でした。そういった意味では、数世紀たった今もマーケットの役割はほぼ変わっていませんが、このクリスマスマーケットが世界中に知られ、観光のデスティネーションになるとは誰も予想していなかったことでしょう。
マーケットでは屋台が準備され、地元のおみやげ、ホットチョコレートやホットワインが売られます。華やかなライト、音楽、クリスマスキャロルの中を、寒さで頬を真っ赤にした人々の笑顔と笑い声でいっぱいになります。どのマーケットを訪れても同じような光景を目にすることができますが、各都市のマーケットは、それぞれの歴史の中で独特のスタイルやユニークなイべントが加えられ、地元の一体感を増幅しています。例えば、ニュルンベルク(ドイツ)のクリスマス・マーケットでは、審査委員によりChristkind(クリストキント)と呼ばれるクリスマスのイメージガールが選出され、クリスマス期間中は街の代表を務めることで知られています。また、地元の職人が作ったハンドメイドの品物が販売されるのはブタペスト(ハンガリー)のマーケットだけです。世界遺産の街、ヴァイマール(ドイツ)のマーケットは、テューリンゲン地方特産の焼きソーセージで有名です。
Agodaは、ヨーロッパでも人気の高いクリスマス・マーケットを誇る5都市にて、マーケットの散策に便利なホテルを特別価格でご紹介しています。マーケットを訪れる際は、どうぞ暖かい防寒着をお忘れなく!