ポーランドの首都ワルシャワをスイスイとサイクリングで観光
期間:2016年3月1日から 2016年11月30日まで
[リスヴェル編集部]2016年02月25日公開

エリア:ヨーロッパ  > ポーランド  > ワルシャワ / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 乗り物(レンタカー・クルーズ・鉄道) , 

ワルシャワの町を手軽に観光する移動手段としてレンタル・サイクリングシステム「VENTURILO」が2012年に登場してから観光客にも便利なようだ。このレンタル自転車は、毎年3月1日から11月30日まで、冬期を除く9ヶ月間のサービスで24時間いつでも利用することができる。利用料金は使用時間によって異なり、移動スケジュールを計画して上手く活用したい。

ポーランドの首都ワルシャワは、第2次世界大戦後、戦火で荒廃した旧市街を煉瓦のヒビに至るまで復元して往時の町並みを回復し、1980年に「ワルシャワ歴史地区」はユネスコ世界遺産に登録された。(参考:ウィキペディア)

「VENTURILO」料金は2016年2月23日現在
登録・入金時: 10 PLN(ズウォティ)(約284円:1 PLN=28.4円)
20分まで: 無料
21分から60分まで: 1 PLN
2時間まで: 3 PLN
3時間まで: 5 PLN
4時間まで: 7 PLN
4時間を超えて1時間超過毎に7 PLN
※ 12時間を超える利用はなぜか200 PLNと料金がいっきに上がるので注意。多くの人に上手く使ってもらいたいということだろうか。また、自転車を紛失したり、壊したりした場合、2,000PLNを請求されるので自転車を大切に扱う必要がある。上記の料金はVAT(付加価値税込み)

自転車を借りる方法から返却までの手順は次の通り。料金がチャージされる時間は借りた時から返却が完了した時までなので要注意。

1. 登録と入金
・ 公式サイト( http://www.veturilo.waw.pl/ )で登録(要クレジットカード VISAとMaster Cardのみ有効)
・ 必要事項をすべて記入し、最初に10PLNをクレジットカードで支払うと登録したメールアドレスに6ケタの暗証番号が送られてくる

2. サイクルステーションで借りる際の手順
・ 送付された6ケタの暗証番号(PIN Code)と登録時の電話番号を用意
・ 駐輪場の自転車の中から利用したい自転車の登録番号を控える
・ 自転車が並んでいる脇の「貸出返却機」に暗証番号と登録時の電話番号を入力(ここで利用者確認)
・ 承認後、自転車の登録番号を入力するとチェーン錠の番号が表示され、タイヤ止めの施錠が解除される。チェーン錠の番号は控えておこう
・ 最後に「Wypożycz」(ポーランド語で貸出の意味)のボタンを押して完了

3. 返却時の手順
・ 借りた自転車はどこのサイクルステーションでも返却可能
・ 自転車を駐輪場に止めてチェーン錠をかける
・ 最後に貸出返却機の「zwróć」(ポーランド語で返却の意味)のボタンを押して完了

サイクルステーションはどこにある?
2016年2月現在、ワルシャワ市内の204カ所にサイクルステーションがある。そのうち観光客が利用しやすい場所に、約3,039台の自転車を貸し出している。

また、VENTURILOのサービスは、ワルシャワを含め世界73都市で「Nextbike」という運営会社を通して行われている。ワルシャワからヨーロッパの国々への周遊旅行であれば、同様な方法で自転車を借りられる。(ドイツ、オーストリア、スイス、ラトビア等)

YouTubeでレンタル自転車の動画を見る

情報提供:ポーランド政府観光局

ポーランド政府観光局ブログ

VENTURILO はこちら!
nextbike はこちら!

【お問い合わせ】

risvel facebook