映画「ダイアナ」の英国ロケ地を巡る
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2013年10月11日公開

エリア:ヨーロッパ  > イギリス(英国) / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 

英国観光庁は、世界が知らない<真実のダイアナ>を描く感動の物語、映画「ダイアナ」(2013年10月18日より全国ロードショー)の公開を受け、英国各地で撮影が行われた場所や映画で登場する衣装について紹介している。

映画ダイアナに登場する衣装の多くは、英国人デザイナーのジャック・アザグリーが手がけた。常に美しく、元妃のファッションに対する愛情が溢れている。ダイアナ元妃が愛用していた店舗「アザグリー」は、ショッピング・パラダイスのナイツブリッジ地区にある。ハーヴィー・ニコルズやハロッズなどのデパートや世界的に有名なデザイナーズ・ブランドのブティックのほか、ダイアナ元妃がお気に入りだった老舗イタリアン・レストラン「サン・ロレンツォ (www.sanlorenzolondon.co.uk)」もある。

ダイアナ元妃を演じる主演のナオミ・ワッツが映画の中で着用したアザグリーの最も魅惑的な作品のひとつが、ビーズをあしらった鮮やかなブルーのドレス。これはダイアナ元妃がイングリッシュ・ナショナル・バレエ団のステージを鑑賞するため、ナイツブリッジのある「ロイヤル・アルバート・ホール」を訪れた時に着用したドレスの複製。イングリッシュ・ナショナル・バレエ団(www.ballet.org.uk)の後援者を務めていたダイアナ元妃は、バレエに対する深い愛情を持っていた。

また、ワッツはダイアナ元妃がロイヤル・オペラ・ハウスの資金集めのパーティーに出席した際に着用したゴールドのイブニング・ドレスの複製を着て登場する。ロイヤル・オペラとロイヤル・バレエ団の本拠地「ロイヤル・オペラ・ハウス」(www.roh.org.uk)では、世界最高レベルの公演が鑑賞できるだけでなく、オペラ・ハウスの舞台裏の見学ツアー(12ポンド)も行っている。

ダイアナ元妃は人目を避けるために変装して外出することもあった。恋人のハスナット・カーン医師と「ロニー・スコッツ」に出掛けるシーンでは、ワッツは焦げ茶のかつらを被って登場する。このシーンの舞台となるロニー・スコッツ(www.ronniescotts.co.uk)は、ソーホー地区で1959年創業のジャズ・クラブ。国際的に著名なミュージシャンによるジャズの生演奏が楽しめる。

「ケンジントン宮殿」(www.hrp.org.uk)は、ダイアナ元妃がチャールズ皇太子と結婚していた時の居城として映画の中で登場する。このケンジントン宮殿は、ウィリアム王子とキャサリン妃の新たな住居でもある。ご夫妻は誕生したジョージ王子を連れ、今秋に改装された宮殿内の居住スペースへ移られる予定。ちなみに、ケンジントン・ガーデンの中には、2000年にオープンしたダイアナ妃の記念公園がある。また、ワッツがジョギングしている様子は「王立公園」(www.royalparks.org.uk)で撮影された。

【お問い合わせ】

risvel facebook