- 2026.09.29
富山県射水市(いみずし)の新湊地区では、2026年10月1日(木)、放生津八幡宮の秋季例大祭「新湊曳山祭(しんみなとひきやままつり)」を開催する。13基の曳山が曳山囃子や「イヤサー・イヤサー」の掛け声とともに港町を巡行し、昼は色鮮やかな「花山」、夜は提灯をまとった「提灯山」へと姿を変える。
祭りの舞台となる「放生津八幡宮の曳山・築山行事」は、2025年12月11日、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」に追加登録された。今回の新湊曳山祭は、登録後初めての開催となる。
新湊曳山祭は、江戸時代から続く伝統行事。慶安3年(1650年)には、古新町の曳山が神輿に供奉した記録が残っており、現在の13基の曳山は地域住民によって守り継がれてきた。曳山は「動く芸術品」とも呼ばれ、高岡の金工、井波の彫刻、城端の漆芸など、富山県内各地の職人技術が取り入れられている。
各町の曳山には笛・太鼓・鉦などの囃子方が乗り込み、囃子は町ごとに異なる。角を曲がる際には勇壮な「弥栄(いやさか)」の囃子が奏でられ、「浜」「田んぼ」といった独特の掛け声も使われる。
新湊曳山祭ならではの景観のひとつが、夜の「提灯山」と港町・新湊を流れる内川が織りなす風景。内川の水面に提灯の明かりが映り込む姿は幻想的で、昼間とは異なる新湊の魅力を感じられる。歴史ある町並みと曳山、そして水辺の風景が一体となった新湊ならではの祭りは、現地で実際に見てみたい景色である。
射水市内では、新湊曳山祭のほか「海老江曳山まつり」「大門曳山まつり」も開催され、いずれも曳山文化を受け継ぐ祭りである。歴史的な町並みと曳山、水辺の風景が一体となった新湊ならではの光景も見どころ。
【開催概要】
名 称 新湊曳山祭
開催日 2026年10月1日(木)
会 場 放生津・新湊(曳山の町内一円)、富山県射水市
主 催 射水市観光協会
問合せ 射水市観光協会 0766-84-4649
公式サイト:https://www.imizu-kanko.jp/hikiyama/shinminato/



