- 2026.03.30
南砺市観光協会は、2026年5月5日(火・祝)に富山県南砺市城端で開催される「城端曳山祭(じょうはなひきやままつり)」にあわせ、祭りの核心ともいえる「庵唄(いおりうた)」をお座敷から鑑賞できる2種類の有料観覧プランの販売を開始した。ユネスコ無形文化遺産にも登録されているこの祭りを、地元ガイドの案内や食事とともに深く体験する機会として設けられたものである。
城端曳山祭は江戸時代中期の享保年間から300年以上にわたって受け継がれてきた祭礼で、国の重要無形民俗文化財およびユネスコ無形文化遺産に登録されている。かつて絹織物業で栄えた城端の経済力を背景に、京都や江戸の文化が融合しながら独自の発展を遂げてきた。6基の曳山は地元職人による精緻な彫刻と塗りが施されており、「動く美術館」とも称されている。5月5日の本祭では、獅子舞や剱鉾、傘鉾が神迎え行列の形式を現代に伝え、庵屋台と曳山が巡行する。夜には提灯山に姿を変え、車輪のきしり音とともに旧市街を彩る。
今回販売されるプランは2種類。
プラン①「特等席でお座敷観覧!ガイド付き贅沢プラン」は1日限定20名の少人数制で、地元ガイドグループ「機の声じょうはな」による町歩き、所望宿「恵比須会館」のお座敷からの庵唄鑑賞、「旬の味 まねき」での特製曳山御膳の昼食がセット。料金は1名15,000円(税込)、予約締切は4月10日(金)。スケジュールは11時30分に城端伝統芸能会館「じょうはな座」前に集合し、15時30分の解散まで一連の体験が用意されている。(※3/28現在で残り枠が2名)
予約先:https://www.tabi-nanto.jp/archives/35229
プラン②「曳山会館特設会場 観覧席プラン」は、曳山会館横の特設会場から六カ町の庵唄を解説付きで鑑賞するもので、地元のお菓子のプチお土産が付く。料金は1,500円(税込)。予約締切は5月2日(土)で、定員に達し次第終了。
予約先:https://www.tabi-nanto.jp/archives/16772
庵唄とは、江戸端唄を源流とする曲目で、三味線や篠笛の演奏とともに庵屋台の中で披露される。祝儀を出して自宅前で庵唄を聴く「庵唄所望(いおりうたしょもう)」は、城端の町衆が育んできた文化として祭りの特色のひとつに挙げられる。今回の観覧プランは、こうした祭りの内側に近い形での体験を旅行者にも開く試みとして設けられた。
【開催概要】
祭り名称:城端曳山祭
開催日:2026年5月4日(月・祝)宵祭 / 5月5日(火・祝)本祭
会場:富山県南砺市城端中心市街地
主催・問い合わせ:一般社団法人南砺市観光協会
公式サイト:https://www.tabi-nanto.jp/johana_hikiyama/



