Agoda.comが最高にワイルドなフードファイト、スペイン・バレンシアのトマト祭りをご紹介
期間:指定なし
[アゴダ カンパニー]2013年07月17日公開

エリア:ヨーロッパ / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , ホテル・宿泊施設 , アクティビティ・スポーツ

Agodaニュース



バレンシアの西方約35キロに位置するブニョールの街。ここで毎年開催されるこのトマト祭りの起源には諸説あると言われていますが、1940年代の半ばに、地元の若者がけんかを始めたとき、たまたま最初に手にしたトマトを投げ合ったのが起源という説が最も一般的なようです。どういうわけかこれが年中行事となり、毎年開催されるごとに祭りとしての形式が整っていき、1957年には遂に正式なお祭りとなりました。

祭りの写真を見れば、狂気の沙汰がお分かりになるでしょう。脚のすねあたりまで溜まった潰れたトマトの海の中を、全身をトマトで真っ赤に染めた何千もの人々が笑い転げながらぱちゃぱちゃ跳ね回っています。この祭りの会場では、突っ立って見物しているだけなんてナンセンス。トマトファイトへの参加が否応なしに迫られます。ただし、トマトの投げ合いは、オイルが塗られて滑りやすくなったポールの先端にくくりつけられた生ハムを誰か落としたことを合図にスタートするので、投げるタイミングにはご注意を。簡単に流れを説明すると、まず、巨大なホースが放つ水しぶきを浴びて、群衆が歌え踊れの大騒ぎ。その中をポールの先端に吊るされた生ハム目指して、誰かがつるつる滑るポールをよじ登っていきます。生ハムが群衆の中に落ちると同時に銃声が1発鳴り響き、大型トラック数台がゆっくりと走行しながら合計40トンの柔らかいトマトを撒き始めます。後はご想像通り。

群衆の中でのトマトの投げ合いに怪我の心配は付きものです。怪我を防ぐためにも、この祭りには守らなければならないルールがいくつかあります。ルール1:投げるのはトマトだけ。トマトを思いっきり顔にぶつけられることは決して愉快ではありません。自分がぶつけられても許せる程度の強さで投げましょう。ルール2:目の怪我を防ぐために防護用のゴーグルを着用する。ルール3:よく目にする光景なのですが、他人の衣服を破らないこと。そして最後のルール4:2発目の銃声を合図に、トマト投げを終了することです。

最初にトマト投げをした人たちは、まさか自分たちのちょっとした喧嘩がこんな大規模な毎年恒例のフードファイトになるなどとは予想もしなかったでしょう。祭りは年々規模が大きくなり、この小さなブニョールという町に毎年4万人もの観光客が押し掛けるようになりました。ブニョールは人口1万人という小さな町ですから、この祭りに参加する際は車で30分程度の場所にあるバレンシアに滞在するのがベストでしょう。

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