- 2025.06.18
19歳未満鑑賞禁止にもかかわらず韓国での観客動員数が100万人を突破する快挙を達成した劇薬サスペンス・スリラー『秘顔-ひがん-』が6月20日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開される。
ソンジン役は、ドラマ「エデンの東」や「ボイス4〜112の奇跡〜」、映画『ミス・ワイフ』などのソン・スンホン。本作では結婚を控えながら心の奥底に隠された欲望をあらわにしてゆく難役を体現。スヨン役は、映画『パラサイト 半地下の家族』で全米映画俳優組合賞のアンサンブル賞に輝いたチョ・ヨジョン。ドラマ「99 億の女」や「ハイクラス 〜偽りの楽園〜」などでも評価される女優。ミジュ役には、ドラマ「財閥家の末息子 〜Reborn Rich」や映画『コンジアム』などで人気女優の仲間入りを果たしたパク・ジヒョン。これまでのイメージを脱却する衝撃的な演技を披露した。
『秘顔-ひがん-』では、密室を舞台にどんでん返しが連続し、息もつかせぬ怒涛の展開が繰り広げられる。密室の内外で感じられる明暗のコントラストは、登場人物の感情の変化と関係性の逆転を示している。ソンジンとミジュの関係が危険に発展していく様子は、すぐそばで見ているような感覚で、まるでスクリーンの中に入ったかのような没入感と臨場感を実現している。
〈STORY〉
婚約者が消えた。残されていたのは「あなたと過ごせて幸せだった」というビデオメッセージだけ。将来有望な指揮者ソンジンは、オーケストラのチェリストでもある婚約者のスヨンの失踪に動揺していた。スヨンとはベルリンで出会って恋に落ち、婿入りを決めてソウルに戻ってきたばかり。大切な公演が間近に迫り、結婚も控えている今、なぜスヨンは突然姿を消したのか。
オーケストラの団長であるスヨンの母親は、娘のわがままに激怒しながらも、ソンジンには「どうせすぐに帰ってくる」と余裕を見せる。必要に迫られ、ソンジンは喪失感に苦しみながらも代理のチェリストのミジュを面接する。スヨンの代わりはいないと考えていたソンジンは最初こそ冷たく接するが、ミジュの魅力に惹かれていきオーケストラへの参加を認める。
ある日、車のエンジンがかからなくなって家に帰れないミジュをソンジンは自分の車で送ることにする。ソンジンはミジュを夕食に誘うと、そこで自らの本音を語りはじめる。ソンジンはスヨンのいない自宅にミジュを招き、2人は欲望のままに許されない過ちを犯す。ところが激しく求め合う2人をすぐ “そこ”から覗いているものがいた。彼らの欲望の果てには想像を絶する真実が――。
『秘顔-ひがん-』(韓国/115分)
公開日:2025年6月20日(金)
原 題:히든페이스/R18
監 督:キム・デウ
出 演:ソン・スンホン、チョ・ヨジョン、パク・ジヒョン
配 給:シンカ/ショウゲート
公式サイト:https://synca.jp/higan/
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