- 2025.03.26
西オーストラリア州の世界遺産の海「ニンガルーリーフ」に、2025年初となるジンベイザメが姿を現し、ジンベイザメとの遊泳シーズンが幕を開けました。2月末に、ツアー会社のニンガルー・アビエーションがフライトツアー中に2匹、続いてニンガルー・ディスカバリーチームが3匹のジンベイザメを確認しました。一般向けの遊泳ツアーがスタートし、現地では早くも大きな盛り上がりを見せています。
「ニンガルーリーフ」は世界遺産「ニンガルーコースト」の海域に位置する、世界でも有数な海洋生物の生息地です。また、世界最大の魚であるジンベイザメやザトウクジラと一緒に泳ぐことができる地球上で数少ないスポットです。毎年3月から7月の期間は、「ニンガルーリーフ」を訪れるジンベイザメと泳ぐ“夢のような体験”を求めて多くの人々がこの地を訪れます。2024年には、過去最高となる4万人以上がジンベイザメと泳ぐツアーに参加しました。この豊かな海の魅力がさらに多くの人々に広まり、2025年の記録更新が期待されています。
世界でも類を見ないほど多様な海洋生物が集う「ニンガルーリーフ」。その澄み切ったターコイズブルーの海には200種以上の色とりどりのサンゴのほか、500種類以上の魚たちが生息し、海洋保護に根ざしたエコツーリズムを推進しています。
ジンベイザメのシーズン(3月~7月)はもちろんのこと、「ニンガルーリーフ」は一年を通じて海洋生物と出会える楽園です。ここでは「ニンガルー・ビッグ5」と呼ばれる5種の大型海洋生物と遭遇できるチャンスがあります。
①ジンベイザメ(3月~7月):「ニンガルーリーフ」を象徴する、世界最大の魚
②ザトウクジラ(6月~10月):「ニンガルーリーフ」でのガイド付き遊泳体験が可能
③マンタ(通年): 「コーラルベイ」や「エクスマウス」で観察可能、優雅で好奇心旺盛な生き物
④ジュゴン(通年): 海草を食べる愛らしい“海の牛”が、穏やかな湾で暮らす姿を観察
⑤ウミガメ(通年):アオウミガメ、アカウミガメ、タイマイなどが「ニンガルーコースト」で産卵
ぜひこの美しい海へ特別な出会いを楽しみに訪れてください。