- 2024.12.04
ターキッシュ エアラインズは、ビジネスクラスの一部フライトにて「世界最古のパン」を機内食メニューに導入した。この世界最古のパンは、アジア大陸最西部のアナトリア地方で栽培された古代小麦「エンマー」と「一粒小麦」で作られており、文明の発祥地であるアナトリアの豊かな歴史を反映している。
この世界最古のパンを提供する新メニューは、2024年9月22日のイスタンブール発ニューヨーク行きTK3便にて公式に提供を開始。食事の提供前にパンは温められ、特製の袋に入った状態でバターとオリーブオイルと共に提供される。この世界最古のパンは、イスタンブールに拠点を置く同社のケータリング会社、ターキッシュ DO&CO 社によって調理され、トルコの著名な料理史家オミュル・アッコル氏と学者チェティン・シェンクル氏の監修のもと開発された。
世界最古のパンは、アナトリア地方で約1万2,000年前に始まった農業の歴史を反映したターキッシュ エアラインズのプロジェクト。タシュ・テペレル地域は、狩猟採集社会から定住農耕社会への移行が初めて行われた場所とされ、ここで小麦が初めて栽培された。この発見により人々の食習慣や社会構造が大きく変わった。
ターキッシュ エアラインズは、伝統と革新を融合させた独自の文化を機内食を通じてゲストに提供している。
ターキッシュ エアラインズは、トルコ料理と各国料理の豊かなメニューで高い評価を受けており、世界でも有数の機内食サービスを提供。使用する食材の80%を現地の生産者から調達し、経験豊富なシェフが毎日新鮮な食材を使用して機内食を作り、特別なブティックスタイルの機内食サービスを展開している。
ターキッシュ エアラインズは、1933年にトルコのフラッグキャリアとして設立。現在464機(乗客用と貨物用)を所有しており、世界130ヶ国349都市、国際線296路線、国内線53路線の広範囲なネットワークで世界一の就航国数を誇る航空会社。
ターキッシュ エアラインズ 公式サイト:https://www.turkishairlines.com/